ミルコ・クロコップ（２９＝クロアチア）が、ＰＲＩＤＥヘビー級ＧＰ決勝のリザーバーを目指す。２５日の開幕戦（１回戦＝さいたまスーパーアリーナ）でケビン・ランデルマン（３３＝米国）に失神ＫＯ負けしたが、一夜明けた２６日、５、７月に開催される武士道への出場を直訴。これに連勝すれば８月のＧＰ決勝戦で出場選手にアクシデントが起こった場合、再びチャンスが巡ってくる可能性がある。
番狂わせはトーナメントのおもしろさではあるけど、続き物の興行の場合はやっぱり痛い。K-1でも、予選で負けた有名選手を敗者復活とか主催社推薦とかでGPにねじ込むことはよくあったが、興ざめしてしまう。結局トーナメント自体の価値を落とすだけだ。
ミルコだけに敗者復活の権利が与えられるのも公平じゃないし。それなら戦闘竜にもチャンスを与えてやれよと思う。うそ。
本音を言えば、トーナメント自体の価値が落ちてもミルコのトーナメント再登場が見たい。
