“もう一人のパンクラスのエース”菊田早苗が迷いを吹っ切り、１１．７東京ベイＮＫホール大会で完全復活を果たす！ パンクラス前ライトヘビー級王者・菊田早苗が１日、桜井“マッハ”速人のファン感謝イベントに参加。菊田はキーボードを演奏し、マッハとビートルズの「レット・イット・ビー」を熱唱した。４月の復帰戦でキース・ロッケルを下すも０３年１１月に近藤有己に王座を奪われて以来つきまとうファイトスタイルや試合へのモチベーションでの悩みが解決できず、苦しんでいた菊田だが、２カ月ほど格闘技と距離を置くことで原点回帰。食事も厳しく制限するなど戦いへの集中力を蘇らせることに成功した。現在はすでにライトヘビー級のリミット９０キロを下回る順調な調整ぶり。ロッケル戦後には「残りわずかな試合でホイス（・グレイシー）、近藤選手と試合をしたい」と出場機会を限定する方針を示していた菊田だが「もう相手はだれでもいい。次の試合は、僕の最高のパフォーマンスを見せる」と完全復活を誓った。
アルメイダが引退し、テレルも参戦が難しい状況になった今、「相手は誰でもいい」といっても相手がいない。7月に佐々木に勝ったレオポルドあたりか？たいした選手ではなかったので、以前の菊田なら問題なく勝てると思うが。果たして格闘技に対するモチベーションは戻ったのか。近藤戦の敗戦後、「打撃重視の練習をしたのが間違いだった。これからは寝技を極める」という発言をしていたのだが「それも間違いだった」と撤回。また打撃練習を積んでいるらしい。迷走という気がするが・・・。
菊田のモチベーションがどれだけ戻ったかは、対戦相手を見ればわかると思う。無名の強豪との試合を受けるようなら期待できそうだが、知名度があるだけで弱い選手や金魚が相手なら、このまま引退したほうがいいと思う。
