格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

★武士道5カード発表

五味隆典(日本/木口道場レスリング教室)
チャールズ・“クレイジー・ホース”・ベネット(米国/フリー)

桜井“マッハ”速人(日本/マッハ道場)
クラウスレイ・グレイシー(ブラジル/ハウフ・グレイシー柔術アカデミー)

美濃輪育久(日本/フリー)
上山龍紀(日本/U-FILE CAMP.com)

長南亮(日本/フリー)
カーロス・ニュートン(英領バージン諸島/チーム・ローニン)

滑川康仁(日本/フリー)
マウリシオ・ショーグン(ブラジル/シュートボクセ・アカデミー)

戦闘竜(日本/フリー)
マル“ザ・ツイン・タイガー”(ニュージーランド/シンドージム)

美濃輪vs上山について

最初は10.30のDEEPでこの試合をタイトルマッチで行おうとしたのですが、最近美濃輪選手は体重を増やしている事と体重差を気にしないポリシーがあるので事実上82kg以下では厳しくなりました。せっかくなのでノンタイトルで組む予定だったのですが、武士道が10月に延期となり、2人とも出場する事が決まっていたので、現実的に2週間後のDEEPは厳しいことになりました。お互いのスケジュール的には来年の2月ぐらいに延期しようと思ったのですが、そんな先よりもこの武士道でやろうと判断しました。

マッチメイカーの苦労が忍ばれます。自分のイベントでやりたかっただろうに。しかし、こうなると美濃輪vs上山はフリーウェイトか。82kg以下でやるなら興味もあったのだが。
情報通りの五味vsベネットは、アグレッシブで盛り上がる展開で、最後は五味がきっちり一本勝ちしてハッピーエンドを狙った試合。たしかにここで五味vsブスカペ、vs三島、vsアウレリオを組んでも、大会場のメインを張るカードにならない。これもいいかも。ただ、このままだったらずっとこの状況が続いてしまうので、五味への挑戦権をかけて三島vsブスカペなどの同階級のカードも組んでもらいたい。まあ、この辺は来年の武士道GPで考えているのかもしれないが。
クラウスレイは総合デビュー戦で國奥を圧倒した実力者。ただ、総合2戦目のビギナーであることも事実で、この階級でトップを狙うなら、マッハに負けは許されない。クラウスレイが勝ったら、今後他の同階級の日本人との対戦がどんどん組まれそう。
ニュートンvs長南は武士道で負けたもの同士の対戦。長南は体格差がない分、何もできなかった
アルメイダ戦よりは期待できそう。
ショーグンvs滑川は武士道に良くある日本人が無理目の外国人に挑戦するカード。滑川はもうちょっと下のレベルの選手と当ててからショーグン戦に挑んだ方がいいと思うが。この下のレベルになると、もうDEEPになってしまうのか。郷野vs滑川でも組んで、勝者がショーグンに挑戦という方がいい。どうも佐伯社長ルートの選手は武士道ではきつい相手と当てられる(ショーン・シャークvs上山とか)。
ツインタイガーvs戦闘竜は秒殺で決まりそうなカード。戦闘竜はいつまでこの世界にいるのだろう。もう次はない気もする。
紙プロ情報では、この他にマーク・ハントvs高橋、ボブチャンチンvs藤井軍鶏侍が噂されているとのこと。
プライドには珍しい平日興行だが、このカードで客入りはいかばかりか。平日だからカードも少な目なのだろう、きっと。