格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

★吉田秀彦vsルーロン・ガードナー

なんとタイトルマッチでもないのに国歌斉唱。歌うのは「本格派のゴスペルアーティスト」らしい。誰?
ガードナー137kg、吉田100kg。
序盤、いきなりガードナーのパンチをもらってダウンする吉田。ガードナーはインサイドに飛び込みパウンド。吉田はガードナーの手をがっちりホールドしてパンチを防ぐ。ガードナーは大きいパンチが打てない。5分ほどたち、ガードナーが離れてスタンドへ。吉田のタックルはガードナーが切り、4点膝。しかしスピードがない。再び離れてスタンド。スタンドでは吉田のパンチ・ローが決まるが、ガードナーのパンチも少し当たっている。吉田は終盤に組み付いて、テイクダウンは奪えなかったが倒れ込みつつアキレス狙い。しかしガードナーはディフェンス。ゴング。
2R。スタンドでの見合い。ガードナーの打撃はキャリア半年だけに素人丸出しだけど、ガードはきっちり上げてる。組み付いてロープ際に押し込むと、吉田は強引に投げようとするが、すっぽ抜けて背中を向ける。そこにガードナーがパンチラッシュ。吉田の体がロープの間から外に出てしまい、ブレイク。その後また組み付いてロープ際に押し込んだガードナーは、密着したままショートレンジのパンチを入れていく。そのまま2R終了。
ガードナーは疲れているがまだスタミナありそう。ここまではガードナー優勢。
3R。ずっとジャブ&ローの撃ち合い。両者に膠着イエロー。組みに行った吉田だが、ガードナーはまたロープに押しつける。吉田は捨て身気味に投げようとするが、潰される。ガードナーが上から細かいパンチを落としたところで試合終了。
判定は3-0でガードナー。
ガードナーはスタミナがあった。スタンドで打ち負けなかったことが勝因か。吉田は打撃で攻めるつもりだったんだろうけど、がっちりガードを固めたガードナーを攻略できず。テイクダウンも一度も奪えず。来年ミドル級GPに出るなら、この負けは全く無意味な負けで、負け損(なんて言い方があるかどうかはともかくとして)。大晦日には相性が良くないな。