2005年1月14日(金)GCMコミュニケーション『D.O.G(ディー・オー・ジー)-demolittion of octagon gear-』の記者会見が行われ、一部対戦カード&出場予定選手が発表された。 この日発表されたのは、戸井田カツヤ(和術慧舟會トイカツ道場)VS山本篤(KILLER BEE)、大沢ケンジ(和術慧舟會A-3)VS志田幹(P'sLAB東京)の2カード。共に修斗とパンクラスを主戦場にしている選手ということもあって、普段は見られないマッチメークとなった。
「金網MMA」がついに始動。世界的にも金網マッチが少ないのは、何よりリングの方が格安に出来るからと言うのが大きい。その分、コーナー際で「ストップ・ドント・ムーブ」がかかったりして試合がとぎれるというデメリットもある。金網ではそれがなくなるが、金網に押しつけての攻撃が増えるのとどちらがいいかは微妙なところ。
出場選手も、同じ慧舟會が主催するデモリッションとは違い、慧舟會のトップ選手が集結。しかし、光岡や岡見は実力はあっても華がなく、相手にどれだけの選手を連れてこられるかが成功のポイントになる。すでに発表された2カードからも、慧舟會ネットワークの強力さが伺える。選手を抱えてる組織にこういうことをやられると、DEEPあたりはたまったものじゃないだろう。