格闘技徒然草

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★武士道 その4追加決定カード

■「PRIDE武士道−其の七−」
5月22日(日) 東京・有明コロシアム
開場15時 開始16時

<追加発表カード>
五味隆典(日本/木口道場レスリング教室)
ルイス・アゼレード(ブラジル/シュート・ボクセ・アカデミー)

美濃輪育久(日本/フリー)
フィル・バローニ(米国/ハンマーハウス)

桜井“マッハ”速人(日本/マッハ道場)
ルイス・ブスカペ(ブラジル/ブラジリアン・トップチーム

すごくまっとうなカードを組んできた。
五味vsアゼレードは出し惜しみ無し。ここで五味が負けたとしても、GPに向けて盛り上がる要素になるし、デメリットはない。
美濃輪vsバローニは・・・バローニか・・・微妙。バローニが勝ったところで83kg級の外国人エースというにはどうかと思うし、かといって美濃輪をイージーに勝たせるほど弱い相手でもない。リンドランド・タナーに2度ずつ敗れUFCは4連敗でお払い箱となったが、一方でメネーやスロエフにも勝っている。美濃輪もこのレベル相手に「美濃輪らしさ」あふれる勝ち方が出来るなら83kg級でも期待できそうなのだが。逆に良さを封じ込められて負けるようだと、存在意義すら問われそうだ。
そして73kgまで落としたマッハはいきなり崖っぷち。前回アゼレドに負けているブスカペとの対戦であり、負けたら73kgでも通用しないというのが確定してしまう。マッハ自身は「73kgに落とせば誰にも負けない」と言っているが、果たしてどうか。83kgでの試合は、体格差や体重差より、マッハ自身の動きの悪さで負けてきたという印象がある。73kgに落とすことによって、動きが戻るなら、再び全盛期のマッハが見られるかもしれないが・・・。正直、クラウスレイに一本負けした時は、もうマッハは終わったと思った。最近はルミナやボブチャンチンがウェイトを落とすことによってリボーンしたという例もあるが。
もし全盛期のマッハが戻ってくるなら、73kg級においては五味をも上回るエースとなるだろう。
まだ5カードだけだが、ほぼ主要カードは発表されたと言っていい。しかし、このカードで有コロが埋まるのだろうか。もう少しキャパを小さくしてでも、超満員で熱気ある会場にした方がいいのでは。中軽量級は小さい会場の方が見やすいし。しかしそれでは元が取れないのか。