五味の入場時、リングでノリノリに踊る“カポエリスタ”ジーン・シウバ、72.6kg。五味72.9kg。
いきなりカポエイラ流の蹴りを見舞うジーンだが、五味はテイクダウンしパウンドを落とす。ガードでしのぐジーン。五味は上からパンチを落としまくるが、観客や実況アナが沸くほどにはいいパンチが入っているようには思えず。グラウンドでも常に上を取り、スタンドでもいいパンチを入れていく五味だが、ジーンはしのぐ。下から十字も狙っていく。後半、やや五味の集中力が切れたか、あるいは攻め疲れか、ジーンのパンチがヒットする場面も。しかし終始五味攻勢のまま1R終了。
2R。両者やや疲れたか？大振りな打撃戦。ジーンは組み付くが、タックルを切られガードに。五味も疲れで攻められず、立ってブレイク。ジーンの蹴りをキャッチしてテイクダウン。泥仕合になってきた。五味、ハーフガードからキムラ。しかし抜けて今度はバックマウント。チョーク狙い。が、また抜ける。そして腕十字。クラッチを切るが、タップは奪えず、そのままゴング。
判定3-0で当然五味。でもジーンとの実力差を考えたら一本取るべき。ジーンがしのぐのが上手かったってこともあるけど。
五味マイクでGPで勝ちたいと宣言。
