美濃輪育久vsフィル・バローニ
須田匡昇vsムリーロ・ブスタマンチ
長南亮vsダン・ヘンダーソン
郷野聡寛vsダニエル・アカーシオ
盛り上がりが不安視されたウェルター級トーナメントだが、ダンヘンとブスが入ったことでなかなか豪華な顔ぶれに。
美濃輪の参戦はバローニへの再戦だけのためという感じか。ウェルター級の試合自体にはあまり興味がないので、バローニとのリベンジ戦ということでなんとか引っ張り出したという感じ。前回の感じから見たら勝つ可能性は十分あるが、次戦の須田orブスには、実力以前にモチベーションが沸かないのでは。ブスとはかつての同門でもあるし。
噂の須田が突然の武士道GP参戦。まあ須田も地味ではあるが・・・。今まで武士道にすら出ていない須田がいきなりエントリーできたのは、やはり現役修斗王者の肩書きゆえか。ブス戦はかなりハードなマッチメークではあるが、隆多戦で衰えを見せたブス相手になら十分勝つ可能性がある。
そしてダンヘン。最近はあまりコンディションが良くない状態での試合が多かったが、ベストの体調ならこのメンツではダントツの優勝候補だろう。スタミナ面での不安があるので準決勝がやや難しくなるかもしれないが。長南は相性的にもかなり厳しいところに入れられた。
郷野は一番美味しいポジション。郷野ならアカーシオと打撃戦になっても打ち勝てるだろう。
フィリォ、小路、隆多は選考から漏れたか。BTTでも若いフィリォの方がブスより上だと思うが、トーナメントを盛り上げるならこれでいいと思う。でも小路にチャンスをあげて欲しかったが。あるいはリザーブマッチで出てくるかもしれないが。
この顔ぶれに加えて、来年以降近藤が参戦して争うようになればかなり楽しみ。まあ近藤vs郷野はなくなったようなので、郷野が優勝したら難しくなりそうだが・・・。
追記：リザーブマッチはフィリォvs隆多
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/fight/pride/headlines/20050819-00000024-spnavi-spo.html
小路がはずされてしまったか・・・。DEEP王者で滑川との「GP出場マッチ的試合」も制している隆多が優先されたのは仕方ない。小路も来年以降83kgに落としてきてほしい。リザーバーのフィリォがなにげにこの中だと最強に見える。一回戦勝ったけどバテバテでもう１試合できないという選手が多そうなだけに、チャンスはあるか？
また、決勝戦が大晦日男祭りで行われることも正式決定とのこと。
