ユン「グラウンドになれば自分が勝つ」って桜庭戦の時も言ってたけど。ユンは高田道場でトレーニング中で、練習ではとても強く「道場王」と言われているらしい。
ユンはギなしだが、瀧本は袖が短い改造道衣。
柔道家同士の打撃戦から、組み付いた瀧本が腰投げで一本。ハーフマウント。コツコツパンチを打っていたが、立ち上がって顔面踏みつけ。その足をキャッチしたユンがヒールホールド。極まりかけたが瀧本が足を抜いて脱出。スタンドで組んだユンが小内刈りでテイクダウン。しかし瀧本は下からアームロック。極めつつ上を取り返し、さらにストレートアームバーで絞り上げるが、ユンが耐え抜く。瀧本のハーフマウントで膠着、ユンにイエローでスタンド再開。パンチから双手刈りでテイクダウンを奪ったユン、マウントを奪いパンチラッシュ。俯せになる瀧本。動けずパンチをもらうが、どうにかハーフガードに戻す。ユンはまたパスしマウント。そして十字。危なかったが瀧本は脱出し、インサイドガードに。ユンのガードのままゴング。
二人のレベルが拮抗しているため、一進一退の好勝負に。
2Rはスタンドでの打撃戦に。二人とも柔道家にしては上手いが、総合の選手としては平均以下。しかしやはり拮抗している。2R終盤、瀧本がパンチ連打で攻め込むが、ユンが組み付いてテイクダウン。しかしゴング。
最終ラウンド。二人とも打撃勝負か。しかし悲しいかな倒す力がない。両者ともヒットはしているが。組み付いて膝の入れ合いが続く。投げも狙うが両者投げられない。残り1分くらいでユンの膝がローブローとなり中断、ユンに2枚目のイエロー。残り40秒で瀧本がテイクダウンし上からパンチを落とす。全然有効打はないが、最後に攻勢に出た。ゴング。
どっちの勝ちでもいい感じ（1Rはマストで取るならユンだけど）だが、手数と最後の攻勢で瀧本か？
判定3-0で瀧本。ユンも全然出来ない訳じゃなさそうだったが、なに分相手が瀧本なだけに評価していいやら。そのユンに勝った瀧本も評価していいやら。試合後マイクを持った瀧本にブーイング。何を言うかと思ったら「これからも頑張る」とだけ。1Rはいい試合になっていたけど、長期戦になるとやっぱり両者のキャリアの無さが露呈するあたりは前の試合と同じ。これで男祭り出場は甘すぎるし、出したとしても誰とやるのか。やれるのか。
