いきなり組み付いたドンシク。差し合いのままパンチや膝を入れ合う。ドンシクが支え釣り込み足でテイクダウン。ロープにもたれたジャクソンからマウントを奪うが、立ち上がったジャクソンがスラムで投げ上に。ハーフマウント。ガードに戻す。ジャクソンの強烈なパウンド。ボディ・顔面と打ち落としていく。ドンシクは腕を抱えてディフェンスするのみ。ドンシク、下から十字。伸びかけたが、持ち上げて逃れるジャクソン。再び下になったユンはアームロック狙いだが、抜けてジャクソンがコーナー際で上からパンチ・踏みつけと猛攻。ガードに戻したドンシク。ジャクソンはそこから攻めあぐねたままゴング。
組み付いてくるドンシクだが、ジャクソンはスタンド維持。そこからパンチ・膝を入れる作戦に転換。ドンシクはテイクダウンを狙うがジャクソンがこらえる。支え釣り込み足で倒すがすぐ立ち上がるジャクソン。ブレイクからジャクソンがパンチ、膝と猛攻、タックルを切り四点膝、立ち上がったところにさらに追撃。しかしドンシクは組み付いて耐える。そこから投げでテイクダウンを狙うが、ジャクソンがロープ掴みでこらえて上に。レフェリーはジャクソンに注意するが、ジャクソンが上のままグラウンドで再開。ここはブレイクにするべきと思うが。ドンシクのガードのままゴング。
組み付いていくドンシクだが四つで膠着ブレイク。ジャクソンは離れて戦う戦術に。タックルをかわしパンチを入れる。ドンシクはとりあえずテイクダウンができないと何もできない。２分過ぎ、両足タックルでテイクダウンし、コーナー際でマウント。パンチを入れる。ドントムーブで中央に。ジャクソンがブリッジで反転、上に。ジャクソン、細かいパウンド。ドンシクは再び下から十字を仕掛けるが抜ける。サイドについたジャクソンが顔面に膝を入れるが、ゴング。
判定は３−０でジャクソン。
ジャクソン、相変わらずグラウンドのディフェンスが危なっかしすぎ。それを差し引いても、ドンシクが総合に適応できるようになっていたのが目に付いた。しかし、それだけにかえって中途半端なマッチメークになってしまった。咬ませ犬にしては抵抗しすぎ、いくら強くなったといっても無差別級GPに出られるほどのレベルではないし。逆に、苦戦したジャクソンのGPへの期待がしぼんだだけで終わってしまった。
ドンシクは取りあえず次戦、実力にあった相手との対戦が見てみたい。83kgに落とすか、DEEPに出るのがいいと思う。
