フィリオドクターチェックを再度やったら靱帯損傷で棄権!!で代役が三崎!!なんだってーーーーー!リザーバー後回しかよ。これでムサシvsカーンだったら、多分大勢の人が途中で帰っていただろう。
フィリオは最初ドクターチェックでOKだったのになんで試合出来ないんだ・・・ほんとトーナメントと相性が悪いな。三崎も悔し泣きするくらいの完敗の後で気持ちの切り替えが出来ているかどうか。ダメージ的には三崎もそれほどではないだろう。
三崎の入場待ちで準備時間があるらしい。PPV10時で終了じゃないだろうな。試合途中で終わったら金返せ。
やっぱり国歌吹奏あるのか・・・予約録画の時間を10時にしていたので、この間に変更。
フィリオは肩に大きくテーピング。負傷したか。両者牽制の打撃を入れる、いつもの三崎の試合。カーンのジャブがヒットする。三崎が前に出てくると、カーンはタックルでテイクダウン。三崎ガード。インサイドからパウンドを入れていくカーン。三崎は三角の体勢に。痛めているカーンの右肩を絞る。が、カーンは足を担いでパス。上四方へ。膝を入れるカーン。三崎がフルガードに戻す。ブレイク。三崎にグリーンカード。スタンドで再開。打撃では三崎も負けていない。カーンはまたタックル。打撃戦は避けるつもりか。テイクダウン成功。テーピングをしている肩を下から絞る三崎。パスしてサイドに回るカーン。カーンがサイドから膝。三崎が立ち上がってスタンド。パンチが入る。カーンのタックルをがぶって膝。四点膝の連打。カーンは手でガード。スタンドに戻るが、バランスを崩したカーンのインサイドに入り三崎がパウンドを入れる。ゴング。
カーンはスタミナ的にも苦しいか。三崎が押している。
カーンはタックルでテイクダウン成功。パウンドを入れていく。担ぎパスを狙ったところでスクートになりブレイク。カーンのタックルをがぶって三崎が膝。立ち上がるが、パンチでバランスを崩し下になる。カーンは下からヒップスローや十字などでなんとか返そうとするが返せない。デニスが下から十字。かなり入っていたが、三崎は立ち上がって抜く。三崎が四点膝。立ち上がり、最後の打撃戦。ゴング。
両者、全力を出し尽くした死闘。差は微妙。全体として押していたのは三崎だが。
判定2-1。
勝者三崎。勝ち名乗りを受け、今度は歓喜の涙を流す三崎。
万全の状態でやったらどうなのかという疑問は残るが最後の最後で気持ちで上回った。実質2位決定戦だったが。
カーンはダメージもあったけど、打撃のレベルがそれほどでもなくて、1,2回戦の勝利でちょっと過大評価していたかもしれない。
マイクで「フィリオには試合で負けたが喧嘩では負けてない。僕も彼以上にダメージを受けたがこうして決勝のリングに立っている」それが強さだと語る。
こういう敗者が勝ち上がるシステムは、勝ったものが勝ち上がるのではなく、
1.次の試合が可能な者が勝ち上がる
2.両者とも試合可能な場合は、試合の勝者が勝ち上がる
というシステムだと考えればいい(のか?)。
まあ運も実力のうちだし、運を持っていないフィリオは残念ながら(トーナメントでは)弱いと言わざるを得ない。2回目だし。逆に三崎は強運。何も出来ずに一本負けして悪い印象しか残っていなかったのが、最後の最後で美味しいところを全部持っていった。負けた後の気持ちの切り替えもうまくいっていた。三崎が繰り上げ出場を知らされたのは五味戦の後だったらしい。本当に直前に決まって、まさか出ることになるとは思わずコンディションも全然整えていなかったのにあれだけ動けたのはすごい。