格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

★UFC80

カードはこちら。
http://www.boutreview.com/data/news05/080119ufc.html
イギリス大会。イギリス大会は明らかにカードに手抜き感が。前座にご当地ヨーロッパの選手が大挙出場するのは、チケットを売るためだろう。このあたりは日本もUFCも一緒。それでもTVマッチにはヨーロッパの選手は一人だけだが。どこで開催してもメインの収入源はPPVだから、ご当地選手ばかりを出すわけにはいかないか。
メインはBJペンvsジョー・スティーブンソンのライト級王座決定戦。是非ペンに勝ってほしい。そして今年最も実現して欲しいカードの一つ・ペンvsシャークの実現を。
セミではなぜかブラジル人対決。去年のイギリス大会でミルコを衝撃KOして一気に名前が知れ渡ったナパオンと、同大会でUFCデビューしたものの、アルロフスキー相手にいいところなく敗れてそのままフェイドアウトしたヴェウドゥムの対戦。過去にはジャングルファイトで対戦していて、その時はヴェウドゥムが勝っている。ヴェウドゥムはなぜ今?って感じだし、その割にはセミで、扱いがいいのか悪いのかわからない。しかしアレキからも一本勝ちしているし、PRIDEヘビー級ではトップの一角を占めていた自力はある選手。一方ナパオンはミルコ戦は完勝だったが、下馬評で有利といわれていたクートゥア戦ではほとんど良いところがなく、ミルコ戦の勝利もフロックというか作戦勝ちという面が大きかったのではという印象になってしまった。ここで地味強のヴェウドゥムが相手というのは厳しい。
セミ前には唯一のご当地ロンドンの選手(生まれはフランスだが)であるジェス・リアウディンが登場。リアウディンについてはD.O.Gで来日した際のくまページさんの記事を参照。
http://kumapage.exblog.jp/2220560/
所属が「パンクラス・ロンドン」(現在は日本のパンクラスとは一切関わりがないようだが)、ピュアブレッド大宮に在籍経験があるなど、何かと日本と関係が深いリアウディンだが、くまページさんの記事にもあるように、D.O.Gに参戦したときは噛ませ犬と思われていた。そして実際、門馬に何も出来ず完敗。ところが、その後なぜかメジャーのUFCに上がり、2連続一本勝ち中。まあ、イギリス限定参戦だが・・・。それでも、小谷を破ったデニス・シヴァーに勝ったりしているので侮れない。
試合は日本時間で1/20の早朝5時〜8時。あまり需要はないだろうけど、いつも通り実況予定。