格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

★K-1JAPAN GP感想

武蔵vs前田慶次郎

武蔵は腹回りがたっぷたぷ。オヤジの体になってる。前田はチームドラゴンらしく綿密な作戦を立てて出てきたように見える。武蔵の攻撃が全然当たらない。そしてローをもらう。「負けたらGP出場できず」というテロップが、武蔵苦戦の伏線なのかと思ったが、予想以上に攻め込まれてる。ローも完全に効いてる。判定2-0だが完敗。負傷もあるのかもしれないけど、澤屋敷に圧勝したからジャパンは楽に勝てると思って舐めてたのだろうか。

エヴェルトン・テイシェイラvs高萩ツトム

藤本には素質だけで勝ったという感じのテイシェイラ。あれから2ヶ月では、まだ対応は仕切れていないだろう。それでも1Rで2度ダウンを奪ってTKO勝ち。ジャパンレベルだと素質だけで勝ち抜けてしまうか?

セーム・シュルトvsジェロム・レ・バンナ

中継序盤に放送される時点で、バンナの勝ちはないと見た。
あれだけKO勝利を重ねても「面白くない」と言われるのか・・・。両者入場と両国国歌吹奏をカットせず流している。もう1試合タイトルマッチがあるが、そっちはどうする気だろう。なんか落ち着きがないシュルト
バンナはトーナメントよりは動きがいいが、わりと正面から向かっていってる。小細工はしないか。あるいは出来ないのか。やっぱり正面からだと分が悪い。2Rあたりからシュルトのジャブがヒットしてきた。3Rはダウンを拒否するのがやっと。一人なぜかバンナが1R取ってのドローにしていたが、シュルトは危なげない勝利。しかしシュルトにとってはいいのか悪いのか・・・。シュルトのビッグマッチとしては、あとは総合ルールでのミルコ戦くらいしかなさそうだが、実現は難しいだろう。

バダ・ハリvsグラウベ・フェイトーザ

入場・国歌はなし。この試合は盛り上げるためにタイトルマッチを強調する演出は必要ないと言うことか。
ハリの速すぎる攻撃。グラウベが何も出来ず防戦一方になりKO負け。でもまだシュルトに勝てるイメージがない。あと1年くらい、スーパーヘビー級の体格になるまでシュルトと当てずに温存した方がいいと思うが、GPに出たら当たってしまうか。

エヴェルトン・テイシェイラvs中迫強

中迫、テレビで見るのは久々だと思ったら、1Rカットで2R開始早々にダウン。しかしテイシェイラも2試合目で手数が減ってきた。勝ったものの、幻想が薄れる試合内容。これでは決勝はどうだろう。

前田慶次郎vsエヴェルトン・テイシェイラ

逃げ回る前田。澤屋敷スタイル。それにしても逃げすぎ。武蔵戦の時もやっていたけど、蹴りの後に自分から後ろに倒れて(バランスを崩したという感じではなかった)相手の追撃から逃れるのは、わざとならずるいと思う。セコンド前田憲作の作戦どおり、3Rはパンチで打ち合う。ここでは互角以上の攻防。しかし判定。憲作ガッツポーズ?それはどうだろう。判定3-0でテイシェイラ。いくらなんでも1,2R逃げすぎ。あれをドローで計算していたなら虫が良すぎる。序盤からパンチで打ち合っていたら良かったんじゃないかと思うが、そうしたらすぐKOされていたかもしれないし、何とも言えない。
ベストバウトはハリvsグラウベ