格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

★Affliction予想

メインから3試合を。

ジョシュ・バーネットvsペドロ・ヒーゾ

PRIDEでは2連続KO負けしたヒーゾ。秒殺だったことを考えると、リングとケージの違いとは言えない。残念ながら全盛期を過ぎてしまった。特に打撃には打たれ弱くなってしまったようだ。しかし前戦ではスタンドでの打撃が強くないジェフ・モンソンには勝っている。打撃が不得手ではないがKO勝ちの少ないジョシュ相手なら相性は悪くないか。ジョシュがテイクダウンしてのパウンドでポイントを稼ぎ判定勝ち。

アンドレイ・アルロフスキーvsベン・ロズウェル

IFLのヘビー級エース・ロズウェルは現在13連勝中で、約3年間負け無し。SherdogでのMMAランキングでも10位に入っている強豪である。ただ、1〜9位の選手との対戦はなく、まだ実力未知数の所がある。対戦相手のアルロフスキーは4位。今回がロズウェルの実力を測る試合となる。アルロフスキーはシルビア戦の連敗で大きく評価を落としてしまったが、それ以後はペジパーノ、ヴェウドゥムなどを相手に3連勝しており、いまだにトップ中のトップ。まだ下から来る選手には負けられないだろう。アルロフスキーKO勝ち。

エメリヤーエンコ・ヒョードルvsティム・シルビア

今回はタイトルマッチなので5分5R。ルールは肘有り・グラウンドでの顔面蹴りは無しのアメリカ標準ルール。リングで行われるようだが、噂によると今までにない大型リングだとか。広さの点ではオクタゴンに近くしたのか。リングと金網での違いは、リングはロープに押し込んでクラッチできるという点が大きいと思う。相手を押し込んでも手を後ろに回せるし、ロープがたわんでバランスが崩れる。金網だとそれは出来ないので、レスリング的なタックルでのテイクダウンが重要になってくる。ノゲイラは「押し込んでクラッチ」からの攻めが多かったが、UFCデビュー戦のヒーリング戦ではそれがほとんどできずに苦労していたし、シルビアにはほぼテイクダウンを防がれていた。ヒョードルも同じくレスリング的なタックルは使わない選手。広さはともかく、リングで戦えるというアドバンテージは大きい。逆に、リングでの試合経験が少ないシルビアは、クラッチされてからの攻めは慣れてないだろう。わりと簡単にテイクダウンは取れるだろうし、グラウンドでは問題なく押さえ込めてパウンドでKOできると思う。
ただ、シルビアが広いリングを使って一切組ませずに離れて戦えるならやっかいだ。打撃ならリーチもあるシルビアが上だろう。それでも、シルビアが勝つとしたら、パンチで顔面をカットしてのTKO勝ちしかないだろう。
Play-by-Playはこちら
http://www.sherdog.com/news/news/affliction-banned-play-by-play-13729
結果を速報します。アメリカでのPPV開始は午前10時より。Afflictionのオフィシャルを見ると、PPVマッチは6試合。メインが5Rの王座戦だが、3時間で入るのだろうか。それとも試合終了まで放送?前座はFOXスポーツネットで中継される。