格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

★WEC43

オフィシャルのストリーミングPPVが重くてすぐ止まる……。
しかも表示がかなり遅れているらしく、画面では実況アナとミアが開始前の煽りトークをやっているが、実際にはすでに1試合終わっている模様。自分の環境のせいだろうか。以前も600kで申し込んだのに問題はなかったのだが。ストリーミングじゃない動画は問題なく表示されるのに。
とりあえずufcjapan.jpのサイト問い合わせ先pcinfo@ufcjapan.jpにメールで連絡しておいたが、イベント中に直ることは期待薄。あとで返金してくれるかどうか。
10秒くらい流れる→1分くらい止まるの繰り返し。動画を止めて読み込みなおしてもダメ。とうとう動かなくなった……。もう諦めます。
リプレイは見られたので感想。

バンタム級/5分3R>
ダマッシオ・ペイジ
ウィル・カンプサーノ

パンクラス志田幹と対戦経験のあるペイジ(判定負け)。その後、シュートボクシングに参戦したり、大晦日に須藤元気引退試合の相手をしたり、日本でもお馴染みのファイター。パンクラスで見たときは、めちゃくちゃアグレッシブだったけど雑で、それほど強さは感じなかった。しかし前回はあの上田将勝とも引き分けたマルコ・ロウロにわずか18秒でKO勝ち。
今回の相手カンプサーノは6戦6勝でWECデビュー戦。ペイジがまたアグレッシブに攻め込み、グラウンドで下からの仕掛けをクリアしてリアネイキッドチョーク。またも勝利。実は強かったのか。

フェザー級/5分3R>
ハファエル・アスンソン
イーブス・ジャボイン

前回ジャミール・マスーとのWECデビュー戦対決を判定で制したアスンソン。対するジャボインは今回がデビュー戦。WECのメインカードにチョイスする基準が良くわからない。前王者でも平気で前座になるわりに、初参戦選手とかがTVマッチに入ったりする。
ジャボインはローリングソバットを何発も放っていったりする派手な選手。しかし組むとアスンソン優勢。ギロチンやバックチョークで攻め込む。判定は30-27アスンソン、27-30ジャボイン、29-28アスンソンのスプリットでアスンソン勝利。しかし3Rともジャッジによって結果が真逆になると言うのも珍しい。確かに微妙な内容だったが。

フェザー級/5分3R>
ヴァグネイ・ファビアーノ
マッケンス・シマージャー

田村彰敏・パイシャオンを連破しWEC2連勝中のファビアーノと、総合わずか3戦3勝でWECデビュー戦のシマージャー。ファビアーノがテイクダウンしてガードの中から攻めているところに、シマージャーの三角が入ってしまい、ディフェンスしていたががっちり入ってタップ。アップセット。

<ライト級/5分3R>
リチャード・クランキルトンJr
デイブ・ジャンセン

WECデビュー戦のジャンセン。対するクランキルトンはWECに3から出場し、今回で12戦目となるベテラン。クランキルトンは打撃は強いがテイクダウン耐性がなさすぎで簡単にテイクダウンされる。1Rは打撃で上回ったクランキルトン、2Rはグラウンドで上になったジャンセンが取った。3R、ジャンセンは打撃に一切付き合わずタックルを繰り返すが、スタミナ切れでほとんど潰される。が、残り2分でテイクダウンを奪うと、サイドに回ってキムラ。タップ寸前まで追い込み、これが決め手となって判定勝ち。しかし二人ともスタミナ切れで、レベルが高いとは言えなかった。

バンタム級/5分3R>
ノア・トーマス
スコット・ヨルゲンセン

ヨルゲンセンのパンチが入って亀になるトーマス。ヨルゲンセンがチョークを狙うとガードに。下から三角を仕掛けるが、ヨルゲンセンはクリアしてインサイドから肘を落とすとトーマスぐったり。レフェリーストップ。

<WEC世界ライト級暫定王者決定戦/5分5R>
ドナルド・セラーニ
ベン・ヘンダーソン

1R:前半、セラーニがギロチン→三角とサブミッションで攻めるが、後半はベンヘンが上を取りパウンドを落とす展開。ベンヘンのラウンド。
2R:途中、一度だけセラーニの十字が極まりかけた場面があったが、ラウンドを通してベンヘンが上を取ってパウンドを落とし優勢。
3R:前半はまたベンヘンが上を取ってパウンドを落とすが、蹴り離してスタンドに戻すセラーニ。ベンヘンがテイクダウンを狙い、それをセラーニが凌ぐという展開が続く。このラウンドは微妙。
4R:ベンヘンのタックルにギロチンを合わせ、1分ほど締め上げるセラーニ。それ以後もベンヘンのタックルを全て潰す。初めて明確にセラーニのラウンド。
5R:尻上がりに調子を上げてきたセラーニ。ガードから三角。オモプラッタに移行し、そこからアームロックと流れるような攻め。2回くらいタップを取れそうだった。アームロックの最中にタイムアップ。
判定。3者48-47でベンヘンの勝利。終盤セラーニが優勢だったため、納得いかない観客からブーイングも飛んだ。微妙な内容だったが判定は妥当では。最終ラウンドは2ポイント差くらいつけても良かったかもしれないけど。
今回は盛り上がりに欠けるライト級でしかも暫定王座戦だったのでいまいち。マイク・ブラウンvsジョゼ・アルドが組まれる次回に期待。