格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

★Strikeforce1/30マイアミ大会

<世界ウェルター級王座決定戦/5分5R>
ニック・ディアズ(米国)
マリウス・ザロムスキーリトアニア

<女子世界ライト選手権試合/5分5R>
クリスチャン・サイボーグ(ブラジル)
マルース・クーネン(オランダ)

<ミドル級/5分3R>
メルビン・マヌーフ(オランダ)
ロビー・ローラー(米国)

<ヘビー級/5分3R>
ハーシャル・ウォーカー(米国)
グレッグ・ネギー(米国)

<ヘビー級/5分3R>
ボビー・ラシュリー(米国)
ウェズ・シムズ(米国)

ウェルター級/5分3R>
ジェイ・ヒエロン(米国)
ジョー・リッグス(米国)

メインは全米初登場でいきなりタイトルマッチに抜擢されたDREAMウェルター級王者・ザロムスキーvsニック・ディアス。マッハ戦からの3連続ハイキックKO勝利で一気に評価を上げたザロムスキーだが、いまだに未知数な部分がある。今回は特にグラウンドにおける対応能力が測定されるだろう。ニックの変則的ながらなぜか当たるパンチとザロムスキーの蹴りによる打撃戦も見もの。
サイボーグvsクーネンは女子ライト級最強決定戦。男なみの凶悪な打撃を放っていたサイボーグだが、クーネンのグラウンドにつかまる可能性もある。サイボーグにとっては、ビジュアルだけで抜擢されていたカラーノに比べたらかなり厄介な相手。
ザロムと同様、DREAMから全米デビューとなるマヌーフ。相手はエリートXC元王者のローラー。ローラーは1年ほど前までは、非UFC系ミドル級最強と目されていたが、階級下(その後ミドルに上げたが)のジェイク・シールズに1Rで秒殺され、今ではトップ10からも漏れてしまっている。勝利のほとんどがKO勝ち・敗戦のほとんどが一本負けと言う選手だが、さすがに打撃ではマヌーフに分があるか。どちらが勝つにしても決着はKOで、長い時間はかからなそう。
47歳元NFL選手のハーシェル・ウォーカーはアメリカ版・曙と言ってもいい超色物選手。NFLでの実績で知名度は高く、100kgの巨体で100m走オリンピック代表候補になるほどの身体能力を持っていたとはいえ、現役を退いてから10年。47歳では20年・大まけにまけても10年遅かった。相手も1勝1敗の戦績で露骨な咬ませ犬だが、まともな試合になるかどうか。
ボビー・ラシュリーは元プロレスラーで、同じく知名度先行型ではあるが、レスリングの実績があり、地道に総合のキャリアを重ねてきた。現時点でどの程度の実力があるか分からないが、相手がTUF10の初戦で消えたシムズなら問題ないだろう。シムズはキャリア35戦以上を誇るベテランでありながら、TUFでのやられっぷりは知らなければ総合初心者かと思える有様だった。
明日昼12時より、下記のURLでネットPPVが視聴可能。
http://strikeforce.sho.com/
また、前座最終試合のヒエロンvsリッグスのみ、EAスポーツのサイトで無料中継がある人のこと(おそらく11時半前後からか)。
http://mma.easports.com/home.action
リッグスは三崎のストライクフォースでの試合で逆転KO負けした選手だが、その後ウェルター級に転向。対するヒエロンはIFLの元王者で、あのジェイソン・ハイを1RでKOしている。この試合も注目。
明日12時より速報します。