格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

★Strikeforce「Heavy Artillery」感想

結果はこちら。
http://mmaplanet.jp/archives/1221546.html
シャオリンはビアーボーム相手にスプリット判定負け。かなり競った試合ではあったようだが、“ファンシーパンツ”ビアーボームもメジャーデビュー戦だったことを考えると、やはり北米の層は厚い。
ジャカレイはヴィラセニョールから何度もテイクダウンを奪い完勝だったが、立たれる場面も多かった。一本を取れなかったのも残念。ヴィラセニョールは中堅なので勝てたが、さらにレスリング・打撃が出来る相手だと苦戦しそう。次はロビー・ローラーあたりと。
ホジャーは組み付かれるのを警戒したランデルマンに逃げられなかなか自分の試合に持ち込めなかったが、長身を活かした首相撲からの膝など打撃で優勢に立ち、ダウンを奪って一回目のグラウンドで逃がさずチョークで一本勝ち。しかし動きは遅く感じた。スピードのあるトップ選手と対戦したらついていけないのでは。やっぱりまだ実力は良く分からない。
アルロフスキーはペザォンに打撃で押されて判定負け。ヒョードル相手に打ち勝っていたのでは無かったか。メインのロジャースやティム・シルビアもそうだが、ヒョードルと対戦した選手はその後なぜか落ちぶれてしまう。ペザォンは以前よりパンチが向上していた。打たれ強くもあったけど、ヒョードルとやったらさすがにやばいか。
メインはアリスターが圧勝。相性はいいと思っていたがこれほどとは。ロジャースはスタンドで全く圧力をかけられなかった。今まで怖いもの知らずだったのが、ヒョードル相手に初めてのKO負けを喫して戦いに恐怖を感じてしまったというサップ現象か?ロジャース戦だけを比較してみたら、アリスターヒョードルも問題にせず勝ってしまいそう。ヒョードル戦の実現が待たれる。