MMA TOKYOさんより。
http://www.mmatokyo.com/archives/1408
7月3日UFC116で秋山成勲と闘う予定だったヴァンダレイシウバは練習中の肋骨の怪我のため試合を欠場する事になりました。UFCのダナホワイトは火曜日の午後その事を認めました。
リンク先には代役選手候補の名前も出ています。
WOWOWで生中継もあるというのに、これはガッカリ。秋山にとっては直前の対戦相手変更になったが、1年ぶりの復帰戦ということもあって流石に断らなかったか。
代役のクリス・リーベンは、TUFのファーストシーズンに参加。その型破りのキャラで番組を大いに盛り上げた。その後のUFCの躍進もTUFをきっかけにしているので、現在のUFC隆盛の功労者の一人と言える。日本では知名度はないが、アメリカでは非常に人気のあるファイター。
TUF後、しばらくはUFNで連勝を続けていたが、相手が本戦出場選手に比べレベルが落ちるため、リーベンに限らずTUFファイターには人気先行のイメージがついていた。しかしフォレスト・グリフィンの活躍などでTUF出身選手の実力も評価されるようになると、リーベンも本戦に出場するようになる。ある種プロテクトが外れてしまったため、戦績的には勝ったり負けたりの中堅どころに落ち着いてしまった。しかし、過去には現SRC王者のジョルジ・サンチアゴにも勝っているし、6/19のUFNでは、7戦無敗でレスリング全米王者のアーロン・シンプソンをKOで下すアップセットを演じている。
リーベンはインターバルが2週間しかないスクランブル出場。打撃主体なので、秋山にとってはシウバ戦からそれほど戦略は替えなくて済むのは救いか。ただ、前回も中堅のアラン・ベルチャーと接戦だったので、秋山が問題なく勝つとは言い切れない。1年のブランクの影響も考えると、油断はできない相手。
