http://mmaplanet.jp/archives/1256021.html
偽北岡ことジョー・スティーブンソンからこれもトップコンテンダーのタイソン・グリフィンに。グリフィンと言えば、15分間常に動き続けて打ち合うスタイルで、ファイト・オブ・ザ・ナイトを5回も受賞している名勝負製造機である。ただ、「15分間常に打ち合う」というとおり、一本・KO勝ちは少ない。一方的なKO決着よりは、KOの匂いがなくてもひたすら殴りあう試合の方が北米の観客には受けがいいようである。
打撃でも打ち負けていたケンフロと比較すれば、リーチも長くないし、グラウンドの警戒もそれほどいらないので、実力は出し切れる相手。逆に、打撃が武器の五味がタイグリ相手に打撃で打ち負けるようなら、UFCのPPVレギュラーになるのは非常に難しくなる。それ以前に、2連敗でリリースも考えられる。前回に続き、ハイリスク・ハイリターンな試合。このマッチメークはUFCの高評価によるものなのかどうか。前座で同じ1戦1敗レベルの相手との対戦でいいと思うのだが。
先日修斗ウェルター級のタイトルを初防衛直後に返上したノヴァ・ウニオンのヴェラミー・シケリムのUFCデビュー戦も、五味と同日の8/1に決定。相手は小見川・小谷に勝っているチアゴ・タヴァレス。PPVボーダーの選手で、まだまだ発展途上のシケリムにとっては楽ではない相手。そのうちUFCで元修斗ウェルター級王者対決も実現するか？
