最多Fight of the Night獲得記録を持つ“バウンティ・ハンター”クリス・ライトル。パンクラスで中堅だったライトルが、世界最高峰の舞台でも中堅で頑張っている。日本のメジャーイベントで活躍した選手でも苦戦する中で、この活躍は素晴らしい。
なぜかヘッドギアをつけて入場するエバーソール。胸毛が上向き矢印の形になっているのは、そういう形にカットしているのか。
ライトルもう36歳か。つくづく良く頑張っている。
いきなりカポエイラチックな蹴りで奇襲を仕掛けたエバーソールだが、ライトルは全く動じず。落ち着いて強打を打ち込んでいく。シングルレッグに来たエバーソールを得意技のギロチンに捕らえるライトル。一度抜けたが再度首を捕らえて後方に投げ、結果上を取る。サイド。上四方へ。俯せになったエバーソールにまたギロチン。しかし抜けた。金網を使ってすぐに立つライトル。ダブルレッグに来たエバーソールにまたまたまたギロチン。これは自分から離した。一度立ってから、前転して足関へ。しかし失敗。上になったエバーソールが肩パンチ・パウンド。残り時間わずかでエバーソールは自ら立ち上がり、ホーンの前にコーナーに下がる。
1Rはギロチンを再三しかけたライトルか……と思いたいが、サブミッションの仕掛けはあまり評価されないこともある。最後上を取ってパウンドで鼻血を出させたエバーソールに入っている可能性もある。
スタンドで奇妙な動きを見せるエバーソール。ソバット。ライトルもフルスイングのパンチを打ち込んでいく。強烈なアッパーを放つライトルだが、エバーソールは肘でブロックしたぞとアピール。スタンドではライトルが押している。エバーソールがタックルに入るとギロチン。ライトルの緒強烈なボディショットがヒットするが、エバーソールは効いてないとアピール。そしてライトルを金網際に追い込むと、強烈なテンカオをアゴに叩き込む。思わず倒れ込むライトル。そこにエバーソールがダースチョーク。なんとか外して立ち上がったライトルだが、エバーソールは肘。またギロチンに行くライトルだが、エバーソールは倒れ込んでマットにたたき付けて外す。そしてまた肩パンチ。ホーン。エバーソールが形勢逆転。
ここに来てまた浴びせ蹴りを見せるエバーソール。ライトルはKOを狙ってパンチを打ち込む。しかしエバーソールのタックルに対し、またギロチン。外され下になってしまう。抜いて立ち上がったがまたギロチン。徹底している。今度は首をコントロールして上になる。かなり深く入っていたように見えたが、抜けてまたエバーソールが上。それでもギロチン。抜かれた。立ち上がるライトル。大分消耗している。今度は倒れ込みながらのキムラ。これも抜けた。エバーソールが金網に押しつけると、やっぱりギロチンを狙うライトル。エバーソールは前腕をアゴに押しつける。ブレイク。残り1分。フラフラになりながらも全力パンチを打ち込むライトル。エバーソールは組み付いてテイクダウン。バックを取らせて前転し、足関を狙ったライトルだが取れず。エバーソールがパンチを入れたところでホーン。
判定30-27、29-28×2でエバーソール勝利。
2Rのアゴに入ったテンカオで流れが変わったか。ライトルもアグレッシブに関節技を仕掛けていたので、「一本・KOにつながる攻め」を判定基準でトップに置くならポイントを入れたくなるが、全部凌がれてポジションを悪くしていたいたので仕方がない。
第1試合が早く終わったため、Facebookでやっていたヂャンvsラインハートを再放送。できれば未放送のハントの試合が見たいが。
