格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

★UFC135:予想と展望

会場こそ異なるが、第1回UFCが開催された聖地・コロラド州デンバーで行われるUFC135。カードはこちら。

UFC世界ライトヘビー級選手権試合/5分5R>
[王者]ジョン・ジョーンズ(米国)
[挑戦者]ランペイジ・ジャクソン(米国)

ウェルター級/5分3R>
マット・ヒューズ(米国)
ジョシュ・コスチェック(米国)

<ヘビー級/5分3R>
トラビス・ブラウン(米国)
ロブ・ブロートン(英国)

<ライト級/5分3R>
ネイト・ディアズ(米国)
五味隆典(日本)

<ヘビー級/5分3R>
ベン・ロズウェル(米国)
マーク・ハントニュージーランド

<ライト級/5分3R>
トニー・ファーガソン(米国)
アーロン・ライリー(米国)

<ミドル級/5分3R>
ニック・リング(米国)
ティム・ブティッシュ(米国)

フェザー級/5分3R>
ジュニオールアスンソン(ブラジル)
エディ・ヤギン(米国)

バンタム級/5分3R>
コール・エスコベド(米国)
水垣偉弥(日本)

<ライトヘビー級/5分3R>
ジェームス・テフナ(豪州)
リカルド・ロメロ(米国)

メインは3月にショーグンを破ってライトヘビー級王者となり、早くも絶対王者の雰囲気をかもし出しているジョン・ジョーンズの初防衛戦。怪我によりラシャド・エヴァンスとの防衛戦をキャンセルしての復帰戦となる。
対するランペイジは、映画出演で1年のブランクがあいた後、エヴァンスに判定負け。次のLYOTO戦は際どい判定勝ち。マット・ハミル戦は危なげなく勝ったものの不満の残る内容で、復帰以後はまだらしさが感じられる試合をできていない。ジョン・ジョーンズのタイトルを奪う期待感は薄い。
ジョーンズがレスリングでランペイジを圧倒し、下になったランペイジが凌ぐのが精一杯で判定負けと予想。
セミはヒューズvsコスチェック。当初はディエゴ・サンチェスがヒューズと対戦予定だったが、サンチェスの怪我により同じTUF1出身のコスチェックに変更。もはや完全にレジェンド枠に入っているヒューズにとって、現役とレジェンド半々くらいのサンチェスに比べると、現役バリバリのコスチェックは厳しすぎるか。
五味はネイト・ディアスと対戦。兄ニックほどには打撃に付き合ってくれないネイト。スタンドレスリングはあまり強くないが、五味が最後までグラウンドを避けることが出来るかは微妙。一度でもグラウンドに持ち込まれると、抜け出せず、一本は取られなくてもそのラウンドは落としてしまうだろう。日本大会が控えているのでリリースはされないと思うが、お情けでの残留ではなく、自力で生き残りたいところ。
ヘビー級ではマーク・ハントが本戦登場。もはやオーストラリア限定ご当地ゆるキャラになったかと思ったが、前回のKO勝利で評価が上がったか。しかし相手はIFLでロイ・ネルソンも下しているベン・ロズウェル。さすがにこのレベルが相手だと厳しい。
前座ではTUF13ウィナーのトニー・ファーガソンがナンバーシリーズデビューを飾る。相手は中堅のアーロン・ライリーなので、ここは確実に勝たなければいけないだろう。
水垣vsエスコベドは両者連敗がかかった崖っぷちマッチ。水垣の場合も、五味と同様負けてもリリースはないかもしれないが、エスコベドに勝てないようでは、残してもらったところでUFCで生き抜いていくことはできない。できればUFC初の一本・KO勝利を狙いたい。
前座のFacebook中継は明日朝7時開始。WOWOWでの中継は午後6時から。
http://www.facebook.com/UFC?sk=app_116056818485426
Facebook中継から速報します。