格闘技徒然草

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★UFC137:クリス・カモージーvsフランソワ・カーモン

ミドル級。カーモンはUFC初参戦で、GSPと同じトリスター・ジム所属。対するカモージーは、UFC2勝1敗。1敗でリリースされ、前回はシャーク・ファイツに参戦し勝利。1試合でUFCと再契約した。
手足が長いアンデウソン体型のカーモン。バックボーンはムエタイ。アンデウソン的な構えも見せる。GSPvsアンデウソンが実現したら、仮想アンデウソンとしてスパーリングパートナーになりそう。
カーモンは組み付くとテイクダウン。パウンドを落とす。すぐに立ち上がるカモージー。逆にテイクダウンを狙っていく。しかしカーモンはバランスが良く倒せない。体を入れ替えたカーモンは組んだままボディに膝を入れていく。振りほどいたカモージーは飛び膝。四つのままタイムアップ。1Rはカーモン。
2Rもテイクダウンを狙って金網に押し込むカモージーだが、カーモンは堪えて膝を入れる。突き放すと首相撲から飛び膝。スタンドでバックを奪う。小股掬いで抱え上げて投げテイクダウン。パウンドを落としていくカーモン。立ち上がり際にパンチがヒットし、カモージーダウン!シングルレッグで凌ごうとするカモージーだが、さらにパウンドをもらう。が、なんとか凌ぐとネックロック。タイムアップ。最後はKO寸前だった。2Rはカーモン。
ダメージが残るカモージーにカーモンがパンチのラッシュ。逆に打ち返したカモージーがテイクダウンを狙うが、また首相撲から膝を打ち込まれる。タックルからテイクダウンを奪ったカーモンがインサイドからパウンド。しかしスクートに。攻めあぐねているカーモン。スタンドを要求。残り1分。逆転を狙って出て行くカモージーだが、組み付いてしまう。ここからテイクダウンは一度も奪えていないし、テイクダウンしたとしても極める時間はない気がするが……。飛び膝を入れたカモージーは組み付いてキムラ。しかしマウントを取られていて決まらない。そのままタイムアップ。
30-26、30-27、30-27でカーモンがUFCデビュー戦を勝利で飾る。しかし、3Rはすでにカモージーがすでにグロッキーだったので、KOを狙いに行かなかったのが不満。