格闘技徒然草

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★ONE FC04:ゾロバレル・モレイラ vs. ロジャー・フエルタ

ババル vs. 水野がメインでこの試合がセミ。
Bellatorでアルバレスに負けたフエルタは、昨年11月にアルティメット・ウォーリアー・ファイティング(UWF)でウォー・マシンに敗れて3連敗中。相手のゾロは前回OFC03のメインでフェリペ榎本を破っている柔術家。イヴォルブ所属で総合戦績は6勝1敗。
前に出ていくフエルタ。ローからハイ。キャッチしたゾロがテイクダウンしパスを狙うが、すぐに立ち上がる。また間合いを詰めていく。金網に追い込んだフエルタ。組み付く。密着したままパンチを入れていく。ゾロはムエタイクリンチ。しかし引き剥がされ離れる。前に出てパンチを入れるフエルタ。積極的に蹴りを出している。ゾロのハイキックがヒット。しかしフエルタはかまわず出ていき右をヒットさせる。スピードではフエルタだが、ゾロの打撃も重そう。ゾロまたハイキック。間合いを詰めたフエルタがパンチのラッシュ。さらにヒジも入れる。ゾロは縦ヒジを繰り出す。ゴング。
1Rはフエルタのアグレッシブな攻めが印象的だったが、そこまでの差はついていない。ゾロの本領はグラウンドだと思うが、スタンドでも十分渡り合っている。
2R。接近してパンチを入れるフエルタ。ゾロも打ち合う。ゾロのパンチもけっこう入っている。今度はゾロがプレッシャーを掛けていく。フエルタちょっと休憩か。ムエタイクリンチから膝を入れるゾロ。ローでフエルタの体がくの字に曲がる。フエルタ、だいぶ大振りになってきた。体力が削られているか。ガードも下がり気味。ゾロが金網に詰めて膝・パンチで攻勢。フエルタも打ち返すがふらついている。バランスを崩してこけたフエルタ。ゾロ追い打ち。フエルタは大振りのパンチで反撃するが、完全にグロッキー。スタミナ切れかダメージか。ふらついたフエルタのタックルを切ったゾロが顔面をサッカーボールキックで蹴りあげるとフエルタ失神。
島田がノーキックと叫んでいた気がするが、サッカーボールキックは有効でゾロKO勝ち。アップセット。
MMA PLANETより。
http://mmaplanet.jp/archives/1695339.html

レフェリーの「ノーキック」という指示が遅く、この一撃は有効とみなされ、大の字に倒れたフエルタの横でゾロが勝ち名乗りを受けた。

え、サッカーボールキックは反則?それならレフェリーの指示関係なしに反則負けでは。最悪でもノーコンテストではないかと。でもサッカーボールキックは有効だった気がするが。オフィシャルには反則についての記述なし。
ONE FCはPRIDEルール準拠+金網&ヒジありなので四点膝もサッカーボールキックも有効のはず。島田のノーキックという指示が謎だったが。