格闘技徒然草

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★UFC on FuelTV5:第5試合・カイル・キングスベリー vs. ジミー・マヌワ #mmajp

前座最終試合のライトヘビー級。
TUF後4連勝で前座グループから中堅グループに浮上したキングスベリーだが、ステファン・ボナーには完敗。さらに、UFCデビュー戦のテイシェイラには1R一本負けし、ていのいい咬ませ犬に。現在2連敗中。
マヌワは現在32歳だが、若い頃は生活が乱れており、2002年には窃盗で逮捕され1年間服役している。その後MMAのトレーニングを開始し、地元イギリスのBAMMAでキャリアを積み、ライトヘビー級王座を5度防衛。11戦11勝全てが一本・KO決着というパーフェクトレコードを残してUFCと契約を果たした。イギリスではMTVでドキュメンタリーが放送されるなど知名度が高い選手。
パンチで飛び込んでいったマヌワだが、キングスベリーにかわされバランスを崩し下になる。ハーフからもぐりを狙うマヌワ。キングスベリーはギロチンに抱える。マヌワ、グラウンドではあまり得意でないのか?下で動けず。会場ブーイング。立った。マヌワの鋭いアッパーをかわしてタックルに入るキングスベリーだが切られる。マヌワのパンチがヒット。ハンドスピードがすごい。右のオーバーハンドがクリーンヒットし、キングスベリー頭からダウン。すぐにガードを取る。マヌワ付き合わず立たせる。スタンドでパンチを打ち込むとキングスベリーはダルマになってサンドバック状態。苦し紛れのタックルは切られる。ホーン。1Rはマヌワ。スタンドでは一方的。半分戦意喪失気味。
2R。左目が完全に潰れているキングスベリー。右のパンチが入り放題。しかしタックルでテイクダウン成功。マヌワ、やっぱり寝技は苦手なのか、なかなか抜け出せない。潜って脱出。必死に組み付いて距離を開けさせないキングスベリー。押し込んでボディにパンチ。引き剥がした。マヌワ、ちょっと疲れてるか。パンチに1Rほどのスピードがない。組み付いてくるキングスベリーに膝連打。キングスベリーのタックルはがぶる。無理矢理ギロチン。決まらず。タックルに来たキングスベリーを引き剥がしてまたスタンド。左ボディから右フック。またキングスベリータックル。倒した。残り1分。ハーフからパスしてサイド。キングスベリー、押さえ込んでいるだけ。ホーン。2Rもスタンドで与えたダメージでマヌワか。
インスペクターがキングスベリーの左目をチェックしている。まったく視界がないように見える。レフェリーと協議。止めた。マヌワ2R終了ドクターストップ勝利。
マヌワ、打撃は凄いがグラウンドさっぱり。ここまでバランスが悪い選手は今時珍しい。上位では厳しいか。もう32歳で意外と歳もくってる。