格闘技徒然草

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★UFC157:セミファイナル・LYOTO vs. ダン・ヘンダーソン

ライトヘビー級。
お互いタイトル戦のオファーがあったものの、ダンヘンは直前の怪我で試合が流れ、代わりにオファーを受けたLYOTOは準備不足を理由に拒否。仕方がないとはいえ、UFC史上初の大会中止となる原因を作ってしまったもの同士。しかし勝てば次期挑戦者に大きく近づく。
LYOTOは今回も1kg以上アンダー。ミドル級体格のダンヘンの方が重い。
静かな立ち上がり。飛び込むフェイントを見せながら距離を詰めていくダンヘン。右ローから出てパンチを入れる。LYOTOは前蹴りをボディに放つ。お互い牽制している。前に出たダンヘンLYOTO距離を取る。ダンヘンが入ってきた所に左中段蹴りからワンツーを入れるLYOTOダンヘンの入り際を狙っている。右を振ったダンヘンだが空振り。しかしもう一度飛び込んでヒット!組み付いて凌ぐ。離れた。ダンヘン胴タックルに入るが堪えたLYOTO。離れる。また胴タックル。残り時間僅かでLYOTOが支え釣込足でテイクダウン。ヒジを落とす!ホーン。
1RはLYOTOダンヘンも出ては行けず、LYOTOペースの試合に。
2R。プレッシャーを強めてきたダンヘン。タックル!止められたがパンチを振る。LYOTOのミドルがヒット。さらに前蹴りが顔面にヒットするがダンヘン出てパンチ。会場はヘンドーコール。カウンターを狙っているLYOTO。下段にタックルを合わせたダンヘンだがかわされる。前蹴り・ミドルを放つLYOTO。パンチで突っ込むダンヘンだがガードされる。さらに突っ込むとLYOTOのカウンターのパンチ!もらうダンヘン。パンチで出て行くダンヘンだがLYOTOはカウンターを入れて素早く距離を取り、ダンヘンの追撃を許さない。残り1分。ダンヘンパンチで突っ込むがガードされる。ホーン。
2RもLYOTOペース。ダンヘンはKOするしかない。
タックルからパンチを放つダンヘンだが距離をとられる。LYOTOの左のパンチがヒット。また飛び込んできたLYOTOにカウンターを放つが、ダンヘンが組み付いて胴タックル。テイクダウン成功。LYOTOはクロスガードでしがみつく。このラウンドを落としてもポイントで勝てるという計算があるか。下からホールド。ダンヘンパウンド。脇腹にヒジ。しかし距離を潰されているので強いパウンドが打てない。立ったLYOTOLYOTO、強烈なロー。出るしかないダンヘンだが出ない。お互い手を出さないまま時間が過ぎていく。ダンヘン、勝っていると思っているのか?LYOTOの前蹴り。最後に飛び込んだダンヘンだがホーン。両者手を上げて勝利をアピール。
3Rはダンヘンだが…。
29-28ダンヘン、29-28×2のスプリット判定でLYOTO勝利。
ダンヘンはやはり自分が勝っていたと思ったのか。むしろ1,2Rのどちらかをダンヘンに入れたジャッジが謎。
LYOTOペースの試合になってしまい、ダンヘンは力を出せず敗退。