ライト級・パンクラス vs. TEAM WAND対抗戦。
パラ八の同門で先日UFCでも勝利した徳留の影に隠れがちなものの、堅実に勝利を積み重ねてランキング3位に上り詰めたBanchoがTEAM WANDとの対抗戦に臨む。Banchoは前回も元UFCファイターFALOと対戦し判定勝ちしている。
相手は戦極にも出場しているマイケル・コスタだが、約2年のブランクの上、体調も万全ではない。Bancho有利の条件は揃っている。
煽りVでカトちゃんぺを見せるコスタだが、あり得ないほどスベった。師匠ヴァンダレイの姿はなし。
体の厚みが一回り大きいコスタ。オープニングのローが金敵になりタイムストップ。再開。打撃戦。やや雑だが、怖がらずに打ち合う番長。組み付いてテイクダウン。サイド。ガードに戻すコスタ。残り時間わずかでパウンドラッシュ。コスタが下から十字を仕掛けたところでゴング。1Rは10-9×3で番長。
2R。コスタのタックル。倒されたがコーナーを使って立つ。コスタ、がぶってフロントチョーク。振りほどいた番長。顔面に膝を入れてテイクダウン。2R10-10、10-9×2番長。
3R。番長のパンチが入りぐらつくコスタ。組み付くとコスタの膝がローブローになり、コスタにイエローカード(減点1)。そのままタイムアップ。
判定30-27、30-26×2で番長勝利。欲を言えばきっちり一本・KOで勝って欲しかったが。
