格闘技徒然草

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★UFC on FOX8:第7試合・ダニー・カスティーリョ vs. ティム・ミーンズ

ライト級。しかしミーンズが5ポンドもの大幅オーバーで160ポンドキャッチウェイト戦に。
18勝中13KOの倒し屋ミーンズだが、前回はホルヘ・マスヴィダル相手に下のポジションで時間を使ってしまい判定負けでUFC初黒星。
レスラーのダニカスはUFC5勝2敗のハイアベレージ。前戦では下攻めファイター・ポール・サスをテイクダウンから漬けきり、下からの攻めも潰して勝利している。ミーンズにとっては相性が悪い相手。
ミーンズ188cm、ダニカス175cm。身長差がかなりある。タックルからテイクダウンを奪ったダニカス。ミーンズはクロスガード。ダニカスはパウンドを入れていく。ミーンズは下から四の字ロックでがっちり固めるが、パウンド・ヒジで一方的に攻められる。バックに回ったダニカス。チョークを狙うが、ローリングして前に落としたミーンズ。離れ際に膝!スタンドに戻すとパンチ・膝を入れていくミーンズ。しかしダニカスがミーンズの巨体を持ち上げ豪快にテイクダウン。またヒジ。ホーン。
ミーンズがいい打撃を入れる場面もあったが、あれだけグラウンドで下になっていたら1Rはカスティーリョだろう。
2R。ダニカスのタックルを初めてちゃんと切ったミーンズ。首相撲から顔面に膝を入れる。さらにリーチを活かしてパンチを入れていく。ダニカスもパンチを打ち返すが距離が違いすぎて届かない。遠距離からタックル。テイクダウン成功!また下から四の字ロックするミーンズ。パスはされにくいかもしれないが、下からも攻めづらくていいディフェンスとはいえない気がする。ガードから後転して立ったミーンズ。しかしバックをキープしたままのダニカスが後方に投げてテイクダウン。2R終了。
このラウンドは終盤のダニカスの攻めとスタンドでのミーンズのどちらにポイントを入れるか迷うところ。
3R。ミーンズがダニカスのタックルを切って膝を合わせる。遠距離からパンチを入れていくミーンズ。ダニカスのパンチは届かない。またタックルに来たところに膝。効いてちょっとぐらついた。しかしダニカスは組み付くとテイクダウン。が、倒れた反動で回転して上を取るミーンズ。これは巧い。サイドに付いている。が、自ら立ち上がるミーンズ。スクートからボディ踏みつけ。立ったダニカス。打撃戦。ホーン。
3Rはミーンズか。あとは2R。Sherdogもダニカス1票、ミーンズ2票で割れてる。
判定割れず。三者28-29でカスティーリョ勝利。
ミーンズは下になった時に固めてしまう悪癖が治っていなかった。固めても攻めがないので結局ラウンドを落としてしまう。すぐに立つ方法を磨いたほうがいい。