ウェルター級。
次期トップ選手と目されているマクド。B.J.ペンをスタンドのパンチでフルボッコにしての判定勝ちの後、３月にコンディットへのリベンジ戦が組まれていたが負傷欠場。約８ヶ月ぶりの試合。エレンバーガーは3月にネイサン・マーコートを1R3分でKOしている。
ランカーでは1番若いマクドと2番目に若いエレンバーガー。3位マクドと4位エレンバーガーの対戦なので、次期挑戦者に大きく近づく試合でもあるが、マクドは王者GSPとは同門なので挑戦は難しいだろう。
マクドのジャブがヒット。お互いジャブで牽制。見合いが続く。ジャブがヒットしているのはマクド。残り1分。手数が少ないエレンバーガー。客席からブーイング。最後に組んだがマクドが引き剥がしホーン。
1Rはマクド。エレンバーガーは2R以降どう作戦を変えてくるか。
2R。マクドのジャブが当たる。ジャブから前蹴り。エレンバーガータックル。マクドが金網を使って耐えるとすぐにパンチに切り替え。離れた。今度はマクドがタックルから組み付いて首相撲。膝を一発入れて離れる。パンチで出るエレンバーガーだが距離をとられる。ホーン。
2Rもマクド。見合いが続きブーイングが大きくなってきた。勝っているマクドはともかく、エレンバーガーはなんとか攻めなければいけない。もう判定勝ちはないので3Rはリスクを冒して倒しに行かないと。
左右のフックを強振するエレンバーガーだが距離を詰め切れずにヒットせず。じわじわプレッシャーをかけていくマクド。前に出たエレンバーガーに左ボディを入れる。蹴りを放った瞬間にスリップダウンしたマクドだがエレンバーガーは攻め込めず。残り1分。エレンバーガーが前に出て右がヒット！そしてそのままテイクダウン。マクドのガード。マクドはオモプラッタ。回転して抜けようとした所でホーン。
勝利をアピールするマクド。エレンバーガーが右手を上げるが、1,2Rのどちらか取ったと思っているのか？
30-27、29-28、30-27でマクド勝利。3Rは右をヒットさせてテイクダウンも取ったエレンバーガーだが、上から特に攻めもなくジャッジ2人がマクドを支持。エレンバーガーは前半2Rを落としているのに3R倒しに行かない時点で心が折れてるのでは。熱い試合になると思っていたのに残念。
