格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

★UFN27:オッズ/予想と展望

カーロス・コンディット 1.40
マーティン・カンプマン 3.10

ドナルド・セラーニ 1.61
ハファエル・ドス・アンジョス 2.45

ケヴィン・ガステラム 1.45
ブライアン・メランコン 2.80

コート・マッギー 2.30
ロバート・ウィテカー 1.67

水垣偉弥 2.20
エリック・ペレス 1.63

ブラッド・タヴァレス 1.22
ロバート・マクダニエル 4.65

ディラン・アンドリュース 1.34
パピー・アベディ 3.10

ジャスティン・エドワーズ 2.75
ブランドン・タッチ 1.41

ダレン・エルキンス 2.05
日沖発 1.69

ジェームス・ヘッド 1.91
ジェイソン・ハイ 1.77

ザク・カミングス 1.74
ベン・アロウェイ 1.95

ロバート・ボウリング 1.80
アベル・トゥルジーリ1.87

メインはウェルター級ランキング2位コンディット vs. ランキング6位カンプマン。WEC王者で当時はウェルター級ではトップ10に入ると言われていたコンディットのUFCデビューを迎え撃ったのがカンプマン。4年半前のその試合では、接戦の末カンプマンがスプリット判定勝ち。コンディットのWEC時代の戦績はレベルの違いで参考にならないとも思われた。しかし、コンディットはそこから4連勝でタイトル挑戦権を獲得。ニック・ディアスとの暫定王者決定戦にも勝ってついにタイトルを手にした。しかし、膝靭帯断裂からの復帰戦となったGSPとの王座統一戦では判定負け。ジョニー・ヘンドリックスにも判定負けして連敗となった。
一方、カンプマンはコンディット戦以降も他団体からの侵略者の門番的役割が続き、ポール・デイリーやジェイク・シールズを迎え撃つが敗戦。それでもウェルター級トップ戦線で3連勝し、タイトルも視野に入ってきたが、ジョニヘンに秒殺KO負け。
つまり、両者とも前戦ジョニヘンに敗れている者同士。負ければ当分タイトル戦線には戻って来られない。オッズでは1戦目で勝ったカンプマンがアンダードッグになっている。しかし、それほど両者の実力に変化があるとは思えないので、1戦目と大きな違いはないだろう。
セミはライト級ランキング6位のセラーニと10位のハファエル・ドス・アンジョス。4連勝でランキング入りしたアンジョスがさらなる上位に挑む。UFCで負けた相手がネイトとペティスというタトル挑戦経験者で、WEC時代の3敗もすべてタイトルマッチ。ベルトの壁は大きいが、ランキング末席のRDAとは力の差があるのでは。
日本人は2選手が出場。日本大会で勝って初の連勝となった水垣は23歳のエリック・ペレスと対戦。ペレスはメキシコのムエタイ王者のバックボーンがあり、ジャクソンズMMAで学んだグラップリングも武器で、UFCでは前座オンリーながら3試合連続1R勝利。水垣はテイクダウンで攻めて行きたい所。
日沖の相手はかつて小見川に僅差判定勝ちしたエルキンス。小見川戦後5連勝したが、前戦ではランキング1位チャド・メンデスに1分少々で完敗した。オッズは微差だが日沖有利。日沖はランカー2人に連敗中。今回ランク外のエルキンスにも敗れるようだとリリースの危険が大きい。絶対に負けられない。
日本時間では29日(木曜日)の朝6時開始。メインカードはFOX bs238で朝9時から生中継。水垣の試合まではリアルタイム速報します。