メインは残念な展開だったがアクシデントだし仕方がない。観客もストップに対して理解があったのでよかった。
判定に対しての不満が多く聞かれたが、そもそもどういう基準で裁くルールになっているのかもわからないので（北米の基準とは違うとはアナウンスされている）どこがおかしいかもわからない。今日のジャッジを見る限り、テイクダウンはそれだけではあまり評価されないようだ（大澤・リオン・所）。まあジャッジも割れたものが多かったし、僅差だったのは間違いないが。
見る側が混乱するのはので、ルールミーティングで選手に説明しているくらいの内容は観客・視聴者にも明かして欲しいところ。
判定基準が良くわからないだけに、僅差のラウンドなら選手ももっと明確に差がつくようにポイントを取りに行って欲しかった。むしろ攻めに行ってポイントを落とさないようにとお互いディフェンシブになっていた。それが、僅差の試合が増えた原因かもしれない。
MVPは宇野。前回高谷をKOしたロメロ相手に、序盤大ピンチに陥りながらも凌いで一本勝ち。2ndでも参戦外国人の中で最も実績があるアンソニー・アヴィラに一本勝ちしている。前回のUFC契約時には全くいいところがなかったが、この内容ならそのうちまた声がかかるかもしれない。
