格闘技徒然草

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★UFC173:第3試合・アンソニー・ンジョクアーニ vs. ヴィンチ・ピチェル

ライト級。
ストライカーのンジョクアーニはキックでは22戦全勝。打撃以外やらないタイプ。WECからUFCに移管されたが、UFCでは負け勝ちを繰り返して現在3勝3敗。
ピチェルはUFCデビュー戦でルスタン・ハビロフのジャーマンでKO負けしたが次戦ではギャレット・ホワイトリーに8回もテイクダウンを奪って判定勝ち。しかしこれはホワイトリーのテイクダウン耐性に問題があった。ハビロフ戦では逆に5回もテイクダウンを奪われている。ローカルでは7勝すべてがKO勝利だったストライカー。
プレッシャーをかけるのはピチェル。いきなりピチェルのサミングがあり中断。再開。組み付いてきたピチェルに首相撲からの膝を入れたンジョクアーニだが、構わず組み付いたピチェルは片足をキャッチして持ち上げるとテイクダウン成功。ケージを使って立つンジョクアーニ。組み付いたまま膝を入れていたピチェルだがブレイクがかかる。パンチ・膝を入れるンジョクアーニだが組み付いて押し込むピチェル。押し込んでの膝がローブローに。度重なる反則にブーイングが飛ぶ。再開。ガードを下げたンジョクアーニ。パンチを頭を振ってかわす。テンカオ。動きが良くなってきたンジョクアーニだがホーン。
反則はあったが、手数で上回っていたのはピチェル。ンジョクアーニはラウンド終盤から手数が増えてきた。
2R。パンチから組み付くとバックに回ったピチェル。後方に投げてテイクダウン成功。バックからパウンド。動きが止まったンジョクアーニ。立ち上がるがまた投げるピチェル。足をたたんで寝かせる。背中を向けたンジョクアーニにバックからパウンド。立ったンジョクアーニだがまだバックをキープしているピチェル。引き剥がされたがすぐにまたタックルからテイクダウン。マウント!亀になったンジョクアーニにフェイスロック。外されたが立ったンジョクアーニからまたテイクダウン。バックマウントからパウンド。ホーン。
2Rはピチェルが圧倒。ンジョクアーニ後が無い。
3R。動きが落ちているピチェルだが手は出している。ンジョクアーニはちょっと見過ぎ。ピチェルシングルレッグ。テイクダウン成功。バックを取らせて立ったンジョクアーニだがクラッチを離さずそのまま投げるピチェル。また立ったンジョクアーニ。ピチェルが投げてまた上になるとマウントへ。バックマウントから仰向けに戻るとサイドをキープ。マウント!時間がないが攻められないンジョクアーニ。バックに回ったピチェル。最後に立ったンジョクアーニだが反撃できないままタイムアップ。
30-27、29-28でピチェルが前評判を覆しての勝利。