格闘技徒然草

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★UFN74:第8試合・オリヴィエ・オウビン・メルシェ vs. トニー・シムズ

ライト級。
TUF Naitionsでは次の試合に出てくるラプリスに決勝で敗れたOAMことメルシェ。UFC本戦デビュー後は2試合連続一本勝ち。バックボーンは柔道。
本来はUFC3連勝中のクリス・ウェイドと対戦予定だったが、ウェイド負傷欠場によりUFC1勝0敗のシムズとの対戦に。シムズはビザ問題が発生したUFN70で、カードの大量消滅により棚ボタUFCデビュー。初戦は1階級上のウェルターだったが、階級上のモンゴメリーにパンチを打ち込み1RKO勝ち。
OAMがタックルに。ケージまで押し込んでクラッチ。テイクダウン。尻餅をつかせる。そこからまた立ったシムズだが、また尻クラッチから持ち上げてスラム。倒すとバックマウントに。四の字バックからチョーク狙い。パームトゥパーム。しかしアゴの上で決まらず。外して殴る。またチョークに行くがディフェンスしているシムズ。チョーク狙いの展開で時間が過ぎていく。四の字バックから抜けられないシムズ。そのままホーン。
1RはOAM。
2R。タックルに行ったOAMだがシムズ切った。今度はシングルレッグ。大内でテイクダウン。すかさずバックにつくがシムズすぐ立って正対。しかし足へのタックルに切り替えてまたテイクダウン。パウンド。離れるが、シムズが立ったところでまたタックル。尻餅までつかせたが立てれてスタンドに。OAMはひたすらタックル。テイクダウン。シムズのTDDにも難ありか。インサイドからパウンド。ホーン。
2RもOAM。若干ブーイングも。
3R。OAM早速シングルレッグ。切って肘を入れるシムズ。足にしがみついて動かず肘をもらっていたOAMだが、バックに回る。しかしシムズが正対して離れた。またシングルに来たOAMにシムズシングルレッグ。外された。OAMパスしてサイド。四の字バックに。残り1分。チョークを狙うOAMだがディフェンスされ決まる気配なし。シムズもディフェンスするだけ。ブーイングが大きくなる。タイムアップ。
30-27×2、29-28の3-0でOAM勝利。一人シムズに入れたのは3Rか?完勝だがまったくフィニッシュの予感がない試合内容だったし、シムズのTDDのまずさに救われたような試合。3連勝とはいえランカークラスまではまだまだ遠い。