ウェルター級。
メキシコ系アメリカ人のアビーナはTUF19では一回戦負けしたものの、1年前のメキシコ大会でご当地選手としてUFCデビューし、エドガー・ガルシアにギロチンで一本勝ち。負傷もあってこれがその時以来のUFC2戦目。
ファビンスキは4月のポーランド大会で代役としてUFCデビュー。TDDに難のあるギャレス・マクラレンから何度もテイクダウンを奪い、固めて判定勝ち。本来より上の階級での試合だったとはいえ、内容はあまりほめられたものではなかった。
いきなりタックルに入ったファビンスキ。ギロチンに抱えたが倒されるアビーナ。ガード。ファビンスキはパスを狙いながら殴る。ガードで殴られるままのアビーナ。あまり下からの仕掛けはなさそう。マリオブレイク。しかし再開後すぐタックルに入るファビンスキ。アビーナ、またギロチンに抱えてテイクダウンされる。アビーナもTDDに難ありか。細かいパウンドを入れるファビンスキ。三角を狙ったアビーナだがクリアされる。ファビンスキはハーフからヒジ。ホーン。
1Rファビンスキ。
2R。ファビンスキまたゴング＆タックル。アビーナ倒されるがキムラ。外れたが立った。ファビンスキまたタックル。アビーナまたギロチン。安易にギロチン→テイクダウンされるの悪循環。ガードでコツコツするだけのファビンスキ。またブレイク。ファビンスキすぐタックル。会場ブーイングだが、簡単に倒されるアビーナ。アビーナ初めて地力で脱出。上になるとパウンド。しかしファビンスキ立つと膝を入れて引き剥がす。疲れてふらついているファビンスキ。パンチを打ち込むとまたタックルに。まーたギロチンに抱えるアビーナ。ケージ際で堪えるが、アビーナの左まぶたがカットしていてドクターチェック。再開。即タックル。そしてテイクダウン。ホーン。
2Rもファビンスキ。
3R。パンチからすぐタックルに入ったファビンスキ。すぐ倒されたアビーナ。またギロチン。決まらず。下に。下からキムラを狙うアビーナ。外されてマウントを取られる。ハーフから亀に。立ったアビーナ。即タックルに入るファビンスキ。残り1分。ニンジャチョークを狙ったアビーナだが決まらず。離れて残り10秒。しかしファビンスキがタックルで凌いでタイムアップ。
お約束とはいえ、この内容で勝利アピールするアビーナはどうなんだ。
判定29-28、30-27×2の3-0でファビンスキ勝利。2試合続けてTDDに問題がある相手を倒しまくっての勝利だが、タックルもそれほど上手いわけではなく、打撃やテイクダウン後の攻めも特にいいものはなかった。アビーナは簡単に倒されすぎ。
