格闘技徒然草

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★TUF22フィナーレ:セミファイナル・アルチョーム・ロボフ vs. ライアン・ホール

ライト級。TUF22トーナメント決勝戦
チームヨーロッパでSBG所属のロボフに対し、本来決勝に来るはずの同じチームヨーロッパのロジャースがビザ取得できずに欠場。代役として、準々決勝でロジャースに判定負けしたライアン・ホールが決勝進出。ホールは1,2回戦いずれもすぐに足関に行きヒールで秒殺勝利している。
いきなりスライディングで足関を仕掛けたホールだが、それを餌にして上になると一気にチョークに捕らえてそのままバックマウント!チョークはほどいたロボフだが、バックマウントをキープしているホール。四の字ロックで後ろから肘を入れていく。ロボフはディフェンスのみ。ロックが固くて動けないか。残り1分。ホールの方からポジションを変えてきた。チョーク狙い。決まらないと見て外すと殴る。ホーン。
1Rはホール。
2R。ノーガードのロボフ。ホールは牽制のミドル。またスライディング。ロボフ読んでてかわした。パンチで出るとホールは組んで引き込み。腕十字狙いから足関に移行するが立たれた。ホールまたスライディング。これは読んだロボフ。スタンドがないと見切って完全にノーガードのロボフ。ホールはタックルから引き込み。下から四の字ロックでホールドする。下から細かいパンチを入れるホール。ロボフは上で張り付いているだけ。ロボフが体を起こすと三角狙い。ロボフが外すとインバーテッドヒール!しかし上半身を押さえこんでディフェンスするロボフ。ロボフを引き剥がしてまたヒールを狙うホールだがホーン。
2Rは難しい。上になっていたロボフだがそこからの攻撃がほとんどど無かった。ホールの方も効果的な打撃はなし。
3R。ホールまたスライディングから足関へ。そこからシングルレッグにつなげて上を狙う。そこにチョーク狙いという1Rと同じ動き。しかしロボフが読んでいて上をキープ。ホールがガードからまた足関狙い。ほどいて立ったロボフを追いかけて背中に乗る。スタンドで背中に乗ってキープして細かいパンチを入れる。ロボフ、防ぐだけで逃げられない。最後に倒れるとホールは両手を上げて勝利をアピール。しかしまだ残り時間があり、攻めなおそうとしたところでタイムアップ。
30-26×2、30-27のフルマークでホール勝利。TUF22優勝。
グラップリング特化スタイルでTUFを制した。相手に研究されたらさすがに厳しいと思うが、どこまでいけるのか注目したい。