ライトヘビー級。OSPランキング6位、フェイジャオン13位。
レスリングのバックボーンと身体能力で戦うOSP。いつの間にか6位までランクが上がっているが、上位のベイダー・テイシェイラには差をつけられての完敗。トップ5とは大きな差がある。
Strikeforce時代にキング・モーを破りライトヘビー級王者となったフェイジャオンだが、UFC転向後は1勝3敗。前回はパトリック・カミンズ戦で早々にスタミナ切れを起こして完敗。正直リリースされてもおかしくなかった。
OSPが前に出ていき、フェイジャオンが下がり続ける展開。右ローを蹴ったOSPだがちょっと足を気にしている。カットされた時に痛めたか？出られなくなったOSPだがフェイジャオン変わらず距離を取る。OSPが出なくなったので展開がない。フェイジャオン、OSPの右足にローを入れるが一発だけ。OSP前に出て行く。パンチがヒットしフェイジャオンが下がるとラッシュ。スリップで倒れこんだフェイジャオンにパウンドを落とすが、フェイジャオンがクロスガードで固める。ホーン。
1ROSP。インターバル中に氷を床においてその上に足を乗せていたが、そのまま続行する模様。
2R。1R同様前に出るOSP、下がるフェイジャオンの展開。OSP、右足での蹴りは使わなくなったが、左足で前蹴りを打ち込む。フェイジャオンが飛び込んできた時に右フック。スリップで倒れたフェイジャオンのガードに入るOSP。インサイドからパウンド連打。リーチが長いので頭部に届いている。ホーン。
2RもOSP。
3R。ようやく吹っ切れたのかパンチを振り回して出るフェイジャオン。しかしOSPがパンチ連打からタックルに入りテイクダウン成功。ハーフで押え込み、細かいパウンドを入れる。フェイジャオンは固められてるだけ。残り時間が少なくなり、OSP一度立つとパウンドを落とす。鉄槌連打。タイムアップ。
30-27×2、29-28でOSP勝利。
フェイジャオンに闘志が見られなかった。OSPも怪我があるから安全運転だったのかもしれないが、最後のラッシュをもっと早めに出していたらKOできていたのでは。
