格闘技徒然草

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★PANCRASE277:第5試合・仙三 vs. マモル

フライ級5分3R。
ボクサーの仙三は現在パンクラス5連勝中。前回は山本篤もKOし、ランキングも一気に急上昇。
元祖ケージボクサーのマモルは安永相手にかなり微妙な判定負けでパンクラス初黒星。再起をかける一戦。
仙三距離を取りトリッキーな飛び込みパンチを繰り返す。特にダメージはないマモルだがヒットしているのは仙三のパンチ。マモルプレッシャーかけるが手数がない。
1R三者仙三。マモルとしては前回の安永戦と同じ展開だが、それで判定負けになるのは学習したはずなのに、また同じ攻めをされている。
2Rも同じスタイルの仙三。マモルが少しミドルを当てるのと仙三のヒット数が減る。マモルテイクダウンするも仙三すぐに立つ。
オープンスコアは二者マモル、一者仙三。1Rに比べて打撃の手数の差がなくなった分、テイクダウンでのマモルにポイントが入ったが、テイクダウンするもすぐに立たれたということで仙三に入れたジャッジもいたのか。
3R。仙三が前に出る。しかしマモルが再三テイクダウン。最初はすぐ立っていた仙三だがマモルマウントになりキープ。パウンド・肘を入れていく。逃げられない仙三。タイムアップ。
3R三者マモルで29-28×2マモル、29-28仙三となりマモルスプリット判定勝ち。
倒され際や立とうとする時にケージをつかむ行為が多かった仙三。今回は直接展開には影響しなかったが、反則で展開が変わる場合もあることを考えると、もっと反則減点を厳しくした方がいい。