28日（木）、パンクラスより6月12日（日）に東京都江東区ディファ有明で開催されるPancrase278に出場が決まっていた高谷裕之の対戦相手が、元UFCファイターのナザレノ・マレガリエに決まったという発表がなされた。
マレガリエはブラジル在住のアルゼンチン人で現在29歳（試合時には30歳）。MMA戦績30勝4敗。4敗の内訳はBellatorでの3敗とUFCでの1敗で、ローカル戦績は全勝。BJJ黒帯で、柔道でアルゼンチン国内大会での優勝経験がある。
マレガリエは2011年にBellatorと契約するが、現フェザー級王者のダニエル・ストラウスに判定負け。その後、サマーシリーズのフェザー級トーナメントに参戦したが、準決勝でマルロン・サンドロに判定負けした。その後、一時バンタム級に落としていたが、昨年はTUFブラジル4ライト級に2階級上げて出場。トーナメントでは準優勝したフェルナンド・ブルーノに判定負け。
9月にUFC191で組まれた同じTUFベスト4のヨアキム・シウバとの対戦では、テイクダウンから攻めたものの、打撃のプレッシャーに押されて手数が足りずスプリット判定負け。今年に入ってからローカルで1勝している。
本来の階級ではなかったとはいえ、UFCでは勝っていない選手。
