格闘技徒然草

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★RIZIN・今年はバンタム級トーナメントと女子49kg級トーナメントを開催


RIZINバンタム級は61.2kgではなく61kgとのこと。まあ誤差の範囲なのでいいだろう。
堀口が昨日の元谷戦で力の差を見せて勝利したことで、榊原代表が堀口の階級転向を打診。堀口が受け入れたことで、バンタム級GPの開催が決まったとのこと。堀口はもともとUFCと契約がまとまらなかった際にはBellatorとの契約を検討しており、その際はバンタム級で出るつもりだったとのことなので、階級転向には抵抗はないだろう。なにより、RIZINフライ級ではもう相手がいない。
トーナメントはフェザー級での開催の噂があったが、クロン出場の交渉がまとまらなかったか。
バンタム級はアーセン、所、昨日はフェザーで試合をしたバーチャックがいる他、GP開催となると本来のフライ級には落とせない元谷や紀左衛門も興味を示してくるだろう。
バンタム級だと元UFCの金原・水垣の参戦も期待されるところ。水垣はACBと契約したが、独占契約なのだろうか(追記:独占契約とのこと)。UFCリリースされてから引退を見据えている金原は国内ビッグイベントへの参戦ならモチベーションが上がるはず。
他のプロモーションでは、パンクラス王者はすでに堀口に敗れている石渡、DEEP王者大塚は石渡にKO負け、修斗王者は堀口自身が返上して以来空位と、駒がそろっていない(石渡・大塚は5月に防衛戦を予定している)。ただ、石渡はUFC参戦を希望しているもののなかなか決まらない状態でもあり、堀口へのリベンジのチャンスとなれば参戦に前向きになる可能性はある。
王者以外の注目選手では、修斗では上位ランカーは佐藤将光とその佐藤に勝って環太平洋王座をドロー防衛した名勝負男石橋。パンクラスでは国内メジャーに縁のなかった上田。DEEPでは5月のディファで大塚に挑戦する石司あたりが候補に。
しかし、そうなるとフライ級の層が薄くなることにもつながる。来年フライ級GPをやるとなった時に堀口がまた出てくるならいいが。これを機にリミットをユニファイドに合わせてほしいところ。
女子のトーナメントはすでに発表されていたが、リミットが49kgになることが正式発表。ストロー(52.2kg)とアトム(47.6kg)の中間の謎リミット。アトムならInvicta王者浜崎が世界最強だが、49kgなら世界に階級がないからこのトーナメント優勝で世界一になるという理論が成り立たないこともない。ユニファイドに合わせないというなら切りよく50kgでいいのではと思うし、RENA級か。昨日の試合は石岡と浅倉の試合が48kgで、RENAの試合のみが49kgだった。
参戦選手はRENA・浅倉・山本聖子美憂・石岡は当確として、昨年末に山本に勝ったアンディ・ウィン、浅倉に勝ったアリーシャ・ガルシアあたりは呼ばれないだろうか。あまりガチな相手は呼ばなそうだが。