格闘技徒然草

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★UFN118:第5試合・サム・アルヴィー vs. ラマザン・エメエフ

ミドル級だったがアルヴィーが計量で3ポンドオーバーし189ポンド契約に。
ハードパンチャーのアルヴィーは前々回はターレス・レイチに判定負け、前回は元ライトヘビー級王者のラシャド・エヴァンスにスプリット判定勝ち。最近の試合ではビッグネームとの対戦が続いたためか、慎重になりすぎてスタンドでも手数が少ない試合が続いている。
エメエフはUFCデビュー戦。ロシアのM-1チャレンジでミドル級王者。MMA15勝3敗の30歳で、バックボーンはコンバットサンボ。
見合いから飛び込んでパンチを打ち込むとそのままタックルに入るエメエフ。倒しかけたがアルヴィーケージでこらえた。離れる。またパンチから飛び込んだエメエフだがアルヴィー首相撲から膝を顔面に入れて引き剥がす。プレッシャーをかけ続けるエメエフ。アルヴィー今回も手数が少ない。エメエフの飛び込んでのパンチが顔面にヒット。見合いからまた組みついたエメエフ。押し込み。ダブルレッグに切り替えて尻餅をつかせた。アルヴィー寝かされないように耐える。立ち際にエメエフがパンチを打ち込む。連打がヒットしてちょっとぐらついたアルヴィー。ホーン。
1Rエメエフ。
2R。エメエフまた押し込みからダブルレッグに切り替えてテイクダウン狙い。そしてまたアルヴィーの立ち際にパンチをまとめていく。アルヴィー、このラウンドも手が出ない。パプレスを掛けられケージを背負う。パンチラッシュを打ち込むエメエフ。アルヴィーは首相撲で凌ぐ。手数が少ないアルヴィーに対しエメエフも手を出さずお見合いが続き、レフェリーから口頭注意が与えられる。再開後、エメエフパンチからタックルに。首をギロチンに抱えてこらえるアルヴィー。離れた。単発でパンチを打ち込んでいくアルヴィーだが、終盤またエメエフがケージに押し込み打撃を入れていく。ホーン。
2Rもエメエフ。
3R。エメエフがパンチを打ち込むとすぐタックル。押し込み。離れてパンチを打ち込むとまたタックル。首相撲でこらえるアルヴィー。離れた。このラウンドも両者手数が少なく見合いが多い。時折エメエフがケージに押し込むが倒せず離れる展開が続く。長い見合いの後でエメエフタックルに入るが倒せず離れた。アルヴィー前に出てパンチを入れたがエメエフがタックルでバックに回る。正対し首相撲からパンチ・肘を入れたアルヴィーだがタイムアップ。
試合が終わったというのにまったく歓声が沸かない会場。冷え切ってる。
30-27×3でエメエフ勝利。
アルヴィー、体重オーバーだがまず腹回りがゆるゆるで、減量もできないような負傷等のトラブルがあったのかもしれないが、今日は全くいいところがなかった。エメエフも勝ったもののそんなアルヴィーに対し攻め込むことが出来ず。あまりアグレッシブな選手ではなかった。