バンタム級GPの計量は1日目の前日のみ。
第1試合がいきなりこれ。ケイプは意外と強いかもしれないが、それでも堀口に勝てるとは思えない。堀口は武器のスピードがバンタム級だとさらに突出している上にパワーも増しているので、フライ級よりもバンタム級の方が世界の頂点に近いかもしれない。
堀口KO勝ち。
3年前の大晦日、同じたまアリのDEEP DREAMでの王者同士の対戦以来の再戦。両者ともその後無敗。トーナメントの試合を除くと、大塚は4勝1NC・2度の王座防衛。石渡は3戦全勝・3度の王座防衛。石渡の相手はいずれも外国人で、VTJでの堀口戦以来、日本人との対戦はザ・ギロチン齊藤曜と大塚のみ。
大塚にアドバンテージがあるとすれば、RIZIN前の5戦のうち、4試合がリングということか。ただ、石渡も一回戦のムサカエフ戦ではケージと同じようにTDDが出来ていたので、大塚のタックルで抑え込まれ続けるということはないはず。大塚に前回からの伸びがあるとしても石渡を超えるほどとは思えない。
石渡判定勝ち。
第3試合・RIZIN KICKワンナイトトーナメント準決勝 3分3R
那須川天心/57.0kg
vs.
浜本“キャット”雄大/56.96kg
キャットを知らないのでなんとも言えないが天心が負けるとは思えない。天心KO勝ち。
第4試合・RIZIN KICKワンナイトトーナメント準決勝 3分3R
砂辺光久/56.8kg
vs.
藤田大和/57.0kg
砂辺は打撃もできるとはいえ総合の中での話。ボクシンググローブでの打撃なら藤田の経験が断然上。空手もやっていたのでローで攻略されることもないだろう。
藤田判定勝ち。
第5試合・RIZIN女子スーパーアトム級トーナメント準決勝 5分3R
RENA/48.85kg
vs.
アイリーン・リベラ/48.9kg
山本美憂からは下からの十字で一本を取ったリベラだが、打撃はさっぱりだったのでRENAにボコられて終わりだろう。
RENAのKO勝ち。
第6試合・RIZIN女子スーパーアトム級トーナメント準決勝 5分3R
マリア・オリベイラ/48.7kg
vs.
浅倉カンナ/48.75kg
オリベイラは一回戦では序盤ガルシアにテイクダウンを取られる場面もあったが、浅倉のタックルを切れるかどうか。
浅倉はテイクダウンは強いが、相変わらずその後はフィニッシュが感じられない。テイクダウンよりもその後の攻めが成長できていなければ、後半オリベイラの打撃で印象を悪くして判定負けしそう。
浅倉判定勝ち。
72kgなのは五味が70kgがきついということだが、そこまで絞れているようにも見えない。年齢的に代謝が落ちてきているのだろうが、それなら減量の方法を変えたらいいのでは。楽な方に行っているように見える。
矢地1RKO勝ち。
第8試合・女子MMAルール57kg契約 5分3R
真珠・野沢オークライヤー/56.75kg
vs.
チェルシー・ラグラース/52.9kg
57kg契約なのに両者ストロー級なみのウェイト。真珠は前回は56.2kgだったが、3kgもウェイトダウンしている。減量はしていない(する必要がない)はずだが。
訂正・野沢は0.25kgアンダー、ラグラースは4.1kgアンダー。ラグラースは前回の体重は不明だが、本来ストロー級かそれ以下がベストなのだろう。
ラグラースがプロデビュー戦なので予想のしようがないが、真珠一本勝ち。
ミルコの引退カウントダウンなら、ミルコより歳上の高阪よりもこれからの選手にチャンスを与えたほうが良かったのでは。
ミルコKO勝ち。
第10試合・RIZIN KICKワンナイトトーナメント決勝 3分3R
藤田・砂辺のどちらが勝ち上がってきても天心の勝ちは動かない。ただ、藤田が相手だと、前回ほどは簡単には倒せないはず。
セミファイナル・RIZIN女子スーパーアトム級トーナメント決勝 5分3R
浅倉が勝ち上がるようならRENAが問題なく勝つ。オリベイラが勝った場合は、打撃でRENAが上回った場合、オリベイラに打撃以外の武器があるかどうかによる。そこまで組み技は強く無さそうなので、RENAのKO勝ちと予想。
堀口 vs. 石渡の再戦と予想。堀口が準決勝でダメージを負うことがない限り、堀口に死角はない。堀口KO勝ちと予想するが、石渡のリベンジに対する思いは誰よりも強いはず。堀口が楽に優勝する展開にはならないことを期待。