ミドル級タイトルマッチ5分3R+延長1R。
2016年に王者だったチェ・ジュンファンのタイトルに挑戦したが判定負けしたRYO。しかしチェのケージつかみがあったということで再戦が組まれる。昨年10月に組まれた再戦はジュンファンが欠場し、キム・フンとの暫定王座決定戦に変更。判定勝ちでRYOが暫定王座を獲得した。今回は統一王座戦のはずだったが、ジュンファンがまたも欠場。ジュンファンの王座は剥奪され、RYOが正王者になり、試合は防衛戦に変更。
相手のインジェは7勝0敗1分けで無敗だが、半分はウェルターで戦ってきた選手。相手も前座レベルの選手ばかり。
間合いを詰めていくインジェ。RYOは下がって距離を取る。インジェタックル。倒してパウンド。RYOすぐ立った。膝をボディに入れて逆に押し込むRYO。インジェ引き剥がして離れる。しかしインジェがまた組んで押し込む。RYO抜け出せず押されたまま。が、インジェも押し込むだけで展開なくブレイク。カーフキックを入れるRYOだがインジェのパンチ連打をもらい後退。またカーフキック。インジェがまた押し込み1R終了。
2R。また下がっていくRYO。首相撲で抱えるがインジェのパンチをもらう。押し込まれるが四つからボディに膝。支釣込足を狙うが倒せず。離れたがインジェにプレスされケージ際をサークリングする。パンチを打たれるRYO。口が半開き。インジェまた押し込み。四つで組んだRYOだが振りほどかれる。パンチを入れるRYOだが離れた。RYOタックル。切られる。下がり続けるRYO。パンチで攻め込まれる。ホーン。
スタンドで常に押し込まれ、下がり続けるRYOは印象が悪いが、ポイント制のRoadFCでは「印象」のみで判定が下ることはない。とはいえ、打撃の連打もテイクダウンもできていない状態ではポイントでも不利が予想されるが。
3R。下がるRYO。インジェのパンチをもらう。RYOもパンチを返しヒットさせるが下がらないインジェ。パンチからタックルに切り替えテイクダウン。尻餅をついた体勢から立とうとしたがバックに回られる。正対して立ったRYO。四つに組んだがダブルアンダーフックを取られた。脇をくぐられてスタンドでバックを許す。正対したが四つで組んでいるだけ。RYOボディに膝。投げを狙うインジェだがこらえるRYO。RYOのパンチが入りインジェ効いたか。残り1分。動きが止まったインジェにRYOラッシュ。さらに投げでテイクダウンを狙うが倒せず。RYOがパンチを打ち込むが、インジェが四つから支釣込足でテイクダウン。抑え込んでパウンド。タイムアップ。
判定スプリットでインジェが新王者に。