格闘技徒然草

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UFC on FOX30:第4試合・アレクシス・デイヴィス vs. ケイリン・チューケイギアン

女子フライ級。ランキング3位デイヴィス、7位チューケイギアン。

地元カナダのデイヴィス。ロンダのタイトルに挑戦した時は16秒でKO負けしたが、バンタム級で5勝2敗。前回からフライ級に転向し、同じくバンタムから落としたリズ・カモーシェに判定勝ち。ジャッキー・チェンジェット・リーにあこがれて格闘技を始めた。柔術黒帯でムエタイのキャリアもある。

チューケイギアンはキャリア唯一の敗戦がカモーシェ戦で、UFCでは3勝1敗。前回からローカル時代のフライ級に戻している。長身で長いリーチを活かしたアウトボクシングスタイルで、3勝はすべて判定。

スタンドで距離を詰めてパンチを入れていくデイヴィス。チューケイギアンはサイドステップで距離を取る。追いかけて殴るデイヴィス。下がってかわすチューケイギアン。間合いを詰めてきたデイヴィスにパンチを入れるチューケイギアン。出ているのはデイヴィスだがヒット数ではチューケイギアン。前に出ていくデイヴィスだがチューケイギアンのパンチを顔にもらっていて真っ赤になっている。終盤デイヴィスがギアを上げて手数を増やした。ホーン。

1R、ヒット数はほぼ五分。前に出ている分、デイヴィスか。

2R。デイヴィスが圧を強める。チューケイギアンは相変わらず下がってかわし続ける。ローを蹴るデイヴィス。デイヴィス距離を詰めて右を打ち込む。2Rはチューケイギアンちょっと下がりすぎで手が出ていない。デイヴィスのローは特に効いている感じはないものの手数を稼ぐ。ホーン。

2Rはデイヴィス。

3R。デイヴィスがケージに詰めてパンチを入れるがチューケイギアンは入れ替えると連打を返す。チューケイギアン、さすがにポイントでは不利だと悟ったか。3Rだけ取っても勝てないかもしれないが。チューケイギアンのローをキャッチして倒したデイヴィスだがチューケイギアンはすぐ立った。相変わらず下がっているチューケイギアンだが手数は確実に増やしている。パンチを貰いながらもローを入れるデイヴィス。追いかけるがちょっとチューケイギアンを捕まえられない展開が続く。残り15秒でケージに詰めるとテイクダウン。チューケイギアンは下から腕十字。クリアして担ぎパスを狙ったところでタイムアップ。

29-28×2、30-27の3-0でチューケイギアン勝利。

3Rはチューケイギアン。1,2Rはスタッツでは手数にあまり差がなかったが、デイヴィスのローはあまり評価されなかったか。