女子フライ級。ランキング3位デイヴィス、7位チューケイギアン。
地元カナダのデイヴィス。ロンダのタイトルに挑戦した時は16秒でKO負けしたが、バンタム級で5勝2敗。前回からフライ級に転向し、同じくバンタムから落としたリズ・カモーシェに判定勝ち。ジャッキー・チェンやジェット・リーにあこがれて格闘技を始めた。柔術黒帯でムエタイのキャリアもある。
チューケイギアンはキャリア唯一の敗戦がカモーシェ戦で、UFCでは3勝1敗。前回からローカル時代のフライ級に戻している。長身で長いリーチを活かしたアウトボクシングスタイルで、3勝はすべて判定。
スタンドで距離を詰めてパンチを入れていくデイヴィス。チューケイギアンはサイドステップで距離を取る。追いかけて殴るデイヴィス。下がってかわすチューケイギアン。間合いを詰めてきたデイヴィスにパンチを入れるチューケイギアン。出ているのはデイヴィスだがヒット数ではチューケイギアン。前に出ていくデイヴィスだがチューケイギアンのパンチを顔にもらっていて真っ赤になっている。終盤デイヴィスがギアを上げて手数を増やした。ホーン。
1R、ヒット数はほぼ五分。前に出ている分、デイヴィスか。
2R。デイヴィスが圧を強める。チューケイギアンは相変わらず下がってかわし続ける。ローを蹴るデイヴィス。デイヴィス距離を詰めて右を打ち込む。2Rはチューケイギアンちょっと下がりすぎで手が出ていない。デイヴィスのローは特に効いている感じはないものの手数を稼ぐ。ホーン。
2Rはデイヴィス。
3R。デイヴィスがケージに詰めてパンチを入れるがチューケイギアンは入れ替えると連打を返す。チューケイギアン、さすがにポイントでは不利だと悟ったか。3Rだけ取っても勝てないかもしれないが。チューケイギアンのローをキャッチして倒したデイヴィスだがチューケイギアンはすぐ立った。相変わらず下がっているチューケイギアンだが手数は確実に増やしている。パンチを貰いながらもローを入れるデイヴィス。追いかけるがちょっとチューケイギアンを捕まえられない展開が続く。残り15秒でケージに詰めるとテイクダウン。チューケイギアンは下から腕十字。クリアして担ぎパスを狙ったところでタイムアップ。
29-28×2、30-27の3-0でチューケイギアン勝利。
3Rはチューケイギアン。1,2Rはスタッツでは手数にあまり差がなかったが、デイヴィスのローはあまり評価されなかったか。