格闘技徒然草

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UFN140:セミファイナル・リカルド・ラマス vs. ダレン・エルキンス

フェザー級。ラマス13位、エルキンス14位。

36歳で、UFCフェザー級ではエドガー、メレンデスに次いで3番目に年長のラマス。MMA6戦目からWECで戦い、WECがUFCに吸収されたタイミングでライトからフェザーに転向してここまで9勝5敗。4年前にジョゼ・アルドのタイトルに挑戦したが判定負けしている。その後破れた相手はチャド・メンデスとマックス・ホロウェイというトップファイターだったが、ここ2戦は体重オーバーのジョシュ・アーネットにKO負け、ミアサド・ベクティックにスプリット判定負けでランキングが降下。バックボーンはレスリングだがオールラウンダー。

地味中(地味な中堅選手)だったエルキンスだが、突如覚醒し6連勝。テイクダウン&パウンドで泥臭く戦う一方、打撃をもらっても諦めずにくらいついていく。UFCはこれが20戦目だが、16戦目でミアサド・ベクティックに逆転KO勝ちした際に初めてボーナスを獲得した。前戦はアレクサンダー・ヴォルカノフスキーに3分間で100発の打撃を打ち込まれるも最後まで戦い抜いた。トータル打撃ヒット数1658はUFC史上9位でフェザー級では1位。

ラマスが投げたがエルキンスそのままタックルでケージに押し込む。押し込みながら今度はシングルレッグに。離してパンチを入れる。ラマス離れた。ローを入れる。バックスピンキックは空振り。パンチで出たエルキンス。ラマスがケージを背負うとタックルに。倒せず離れるエルキンス。ローを入れたラマスだがエルキンスがタックルを合わせてテイクダウン。バックを狙う。しかし時間がない。ラマス立ったがエルキンスが尻クラッチからテイクダウンし、またバック狙い。ホーン。

僅差の1R。最後の印象でエルキンスか?

2R。カーフキックを入れるラマス。ラマスダブルレッグに。意表を突かれて倒されたエルキンス。ラマス両足を束ねるが、エルキンスが返して立った。左ハイを入れるラマス。またカーフキック。ラマスの右ハイをキャッチしてテイクダウンしたエルキンス。しかしギロチン狙いからラマスがバックを取る。上からパウンドを入れるが、エルキンス回転して足関に。決まらないが距離ができたところで立つ。またカーフキックをもらったエルキンスだが効いてる。さらに蹴られてほとんど左足を引きずっているエルキンス。ラマスがパンチとカーフキックで追撃。エルキンスもパンチを返していくが、足が出ていない。組んでケージに押し付けるエルキンス。離れたラマス。左ハイがヒット。エルキンスも出ていって左ハイを放つが距離を取られ空振り。ホーン。

2Rラマス。

3R。パンチで出ていくエルキンスだがまたカーフキックをもらう。タックルは受け止める。エルキンスパンチで出るもラマスは距離を取りカーフキック。組んだエルキンスだが逆にケージに押し込まれる。ラマス離れた。パンチで出るエルキンスだが空振りが多い。それでも手を出していく。また押し込んだエルキンスだが入れ替えたラマスが肘を入れて離れる。ラマスタックル。テイクダウン。サイドから肘。足で距離を作ったエルキンスだが、ラマスハーフにして肘。さらに飛び込んで肘連打。エルキンスが亀になろうとしたところでレフェリー止めた。

止めるには早いタイミングだった気がしたが、続けていたところで残り1分程度では逆転は難しかったか。