格闘技徒然草

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★UFN124:セミファイナル・ペイジ・ヴァンザント vs. ジェシカ-ローズ・クラーク

女子フライ級。ヴァンザントはストロー級11位。クラークはフライ級10位。
23歳のスター候補・PVZだが、ローズ・ナマユナスにUFC初黒星を喫すると、前回はミッシェレ・ウォーターソンにグラウンドゲームで圧倒され1R一本負け。昨年10月に組まれていた試合を負傷欠場しており、これが1年1ヶ月ぶりの復帰戦。この試合からフライ級に上げる。
クラークは11月の地元オーストラリア大会でUFCデビュー。ベック・ローリングス相手にスプリット判定勝ちでUFCデビュー戦勝利を飾ったが、計量では2ポンドオーバー。フライ級はこれまで2回戦っているが、いずれも体重オーバーでリミットをクリアしていない。今回、初めての計量クリア。元キックボクサーのストライカー。
間合いを詰めたクラーク。ヴァンザント組みつくが引き剥がされた。二段蹴りを放つヴァンザント。クラークがパンチで出ると組んでテイクダウン狙い。ヴァンザント首投げを狙ったがスッポ抜けて下に。しかしすぐ立って正対。クラーク、スタンディング肩固めから足をかけてテイクダウン。肩固めは外れているがハーフで押さえ込まれるヴァンザント。クラークは固めるだけ。ヴァンザント抜け出せないままホーン。
1Rクラーク。体格差が影響している。
2R。ヴァンザントがバックブローを打ち込むと組みついた。四つで押し込むが入れ替えるクラーク。クラークは反り投げ気味に倒れたのか、ただの引き込みなのか下に。クラークはヴァンザントの足にサドルロック。立って離れようとするヴァンザントだが、両足を束ねたクラークがテイクダウン。またハーフで押さえ込むクラーク。亀から反転して上になったヴァンザントだが、クラークは三角。腕を流されずに耐えているヴァンザントだがクラッチが深い。ヴァンザントはパウンド。クラークは下から肘を入れる。ホーン。
2Rもクラーク。
3R。ミドルを蹴るヴァンザント。二段蹴り。ガードの上だが。何度も飛び蹴りを放つヴァンザント。左ハイ。クラークは手が出ないが、リードしているので無理をする必要がない。間合いを詰めてパンチを入れる。前蹴りや飛び蹴り、ミドルをヒットさせるヴァンザントだが、ダメージを与えているように見えない。飛び膝。パンチを入れたが撃ち合いになるとクラークも打ち返す。残り1分。ペースが変わらないヴァンザント。バック肘を入れる。試合終了と同時に右腕を痛そうに抱えるヴァンザント。痛めていたのか?
30-27、29-28×2でクラーク勝利。
ヴァンザントは1R終了時に腕を痛めていた模様。