格闘技徒然草

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UFC240:第1試合・エリック・コク vs. カイル・スチュワート

ウェルター級。

WEC時代からのベテラン・コクは、フェザー級で2勝2敗の後ライト級に上げたが2勝3敗。今回さらに階級を上げてウェルターに。まだ30歳だがプロ12年のベテラン。最近は負傷欠場が多く、過去4年で3試合しかしていない。その間、負傷欠場で試合を流したことが5回。178cmはフェザー級では大柄な部類だが、ウェルターになると流石に小さい。

スチュワートは1月に試合1週間前の代役としてUFCデビューを決めたが、チャンス・レンカンターに序盤打撃で勢いよく攻めたものの、テイクダウン→バック→チョークで1R一本負け。UFCデビュー前に敗れたのは来週ONEで岡見と対戦する判定勝ち製造マシーンことレスラーで塩漬け師のジェームズ・ナカシマ。

ジャブを入れたコク。左ハイ。ワンツー。パンチで出てケージに押し込んだ。ボディロックして投げを狙う。ケージでこらえるスチュワート。倒せず離れるコク。今度はスチュワートがタックルから押し込むがすぐ入れ替えるコク。離れ際に肘。口が開いているコク。スタミナを使ったか?パンチで飛び込む。前に出たスチュワートを組み止めたコクだがスチュワートダブルレッグに。ケージで耐えるコク。ホーン。

1Rは打撃のヒット数でスチュワート。

2R。スチュワートがプレスし、ケージを背負ったコクに右を打ち込んでタックルに。ケージで耐えるコクがネックロックを狙うと体勢を入れ替える。大内刈りで尻もちまでつかせるが立たれた。また足をかけて膝をつかせるがスチュワート立つ。両者とも口が開き気味。シングルレッグで倒そうとしたスチュワートだが、倒せず逆に下になる。初めてグラウンドの展開に。コクがハーフからパウンド。首をコントロールしながらパウンド。スチュワート背中を向けてなんとか立つと正対。コクのテイクダウン狙いをスチュワートがケージでこらえる展開でホーン。

2Rコク。

3R。スタンドでプレスしていくスチュワートだがコクはタックルで組み付く。しかしスチュワート引き剥がした。コクのタックルを再び引き剥がしたスチュワートだが、そのままケージまで押し込んだコクが脇をくぐってスタンドでバックへ。正対したスチュワートに尻クラッチからテイクダウン。寝かされずに立ったスチュワート。スタンドではスチュワートが出ていく。が、自らタックルに行くと切られてバックに回られる。立って正対したスチュワート。しかしコクが外掛けテイクダウン。疲れが見える両者。コクマウント!ハーフに戻したスチュワートだがコクが肩固めを狙う。外れたがまたマウント。コクパウンドを打ち込み、スチュワートが背中を向けるとチョーク狙い。正対して防ぐスチュワートだがまたパウンド。タイムアップ。

30-27、29-28×2でコク勝利。

ウェルター級転向初戦を勝利で飾ったコクだが、相手のサイズが大きくなったためか、割と早めに疲れが見えた。スチュワートも同じように疲れていたので勝てたが。