格闘技徒然草

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UFC240:第2試合・ジリアン・ロバートソン vs. サラ・フロータ

女子フライ級。

地元カナダの24歳のロバートソンはTUFのフライ級王座決定トーナメントでは初戦敗退したが、UFCデビュー後は3勝1敗で、すべて寝技でタップアウトしての勝利。極めが強いグラップラー。女子フライ級も3勝1敗の選手がランキングに入れないほど層が厚くなってきた。

フロータは2月のUFCデビュー戦はストロー級で7ポンドの大幅オーバー。試合はRIZIN王者浜崎に勝ったリヴィア・ヘナタ・ソウザに打撃で攻める場面もあったが、テイクダウンを取られる展開が続き判定負けでMMA初黒星。32歳だが、柔術・キックからMMAに転向してからまだ3年。

顔までタトゥーを入れてモヒカンと、只者ではないビジュアルのフロータ。ジリアンがタックルに入りテイクダウン。フロータクローズドガードで下から殴る。膝でガードを割るロバートソン。足に絡んで足関を狙うフロータ。体勢が変わり、下から横三角に捕らえる。浅い。外してパスしたロバートソン。サイドから肘を入れるとフロータカット。残り1分。ハーフに戻したフロータだがなおもパウンド・肘で削る。ホーン。

1Rロバートソン。

2R。打撃でプレスしていくフロータ。ロバートソンはサークリングし距離を取る。追いかけてくるフロータにシングルレッグ。テイクダウン。フロータ簡単に倒されすぎ。ロバートソンハーフからパウンド。下から足を絡めて殴っていくフロータ。ラバーガード。しかし外されパスされた。下から肩固めを狙うフロータだが外されマウントを取られる。シザースを防ぎつつ肘を入れていくロバートソン。残り1分。肘のラッシュ。横を向いたフロータに連打するとレフェリー止めた。

今回は一本ではなく肘のラッシュでTKO。これで4勝4フィニッシュに。

フロータは下からもけっこう足が効くが、簡単に倒されすぎるし、リカバリーせずに下から殴っていたのが結果として敗因になった。