格闘技徒然草

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UFC252:第9試合・ジュニオール・ドス・サントス vs. ジャルジーニョ・ホーゼンストライク

ヘビー級。JDS5位、ホーゼンストライク6位。

元王者でP4Pでも上位だったことがあるJDSだが現在36歳。36歳はヘビー級にしては若い方だが、スティーペ・ミオシッチのタイトルに挑戦して以降の5戦はすべて年下からの挑戦を受ける立場で、3連勝していたが、ガヌーとブレイズには連続KO負けでキャリア初の連敗。今回の相手ホーゼンストライクもまた年下で、これが3戦続けてのアンダードッグ。2試合連続のKO負けが、ダメージの蓄積による打たれ弱さによるものだとしたら、一発のあるヘビー級でトップ戦線を戦うには厳しくなる。

ホーゼンストライクは無敗でRIZINに参戦したが、勝ったものの判定でインパクトのない内容。グラウンドに持ち込まれるとさっぱりだったこともあり、2度と呼ばれず。コンテンダーシリーズに勝ってUFCと契約して以降も、3試合連続でKO勝ちしたが、逆に早すぎて本当の実力がわからず。アリスター相手にはUFC最長の5R4分56秒戦ったが、最後のパンチがヒットするまでは終始押されていた。そして前戦はガヌーに20秒でKO負けしてMMA初黒星。勢いを止められてからの初戦となる。

ジャブ、ローで牽制する両者。JDS右ハイを放ったが腕でブロックしたホーゼンストライク。プレスしてくるホーゼンストライク。JDS右ハイ。オーバーハンドライト。かすめた。なかなか両者踏み込めない。それでも単発ながら打ち込んでいるのはJDS。ホーゼンストライクは自分から出られない。JDSの右ミドルをキャッチして初めて出た。パンチ連打。JDS離れた。JDSの右オーバーハンドがヒットしたが浅かったか。残りわずかでじわじわ出たホーゼンストライクだが、JDSのがバックスピンキック。ホーン。

1RJDS。

2R。ホーゼンストライク出てきた。JDSはロー、ボディストレート。ホーゼンストライクがハイを出したがまだちょっと間合いが遠く空振り。JDSの右がヒット。まだ浅いのか。フェイントが多いホーゼンストライクだが手が出ていない。JDSの右がまたヒット。しかし全然効いた様子を見せないホーゼンストライク。プレスしてきたホーゼンストライク。JDS嫌って下がりケージ際に。ワンツーが入ってJDSダウン!バックからパウンド連打!立とうとしたところにパンチを貰い、JDS崩れてKO!

ともに再起をかけた一戦で勝利したのは若いホーゼンストライク。1Rは警戒しすぎて手が出なかったが、2Rにプレスし始めるとあっという間に終わった。

JDSは3試合連続KO負け。ランキング的にも王座挑戦圏からは外れてしまうか。厳しくなった。