格闘技徒然草

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UFC on ABC5:メインイベント・ジョシュ・エメット vs. イリア・トプリア

フェザー級5分5R。エメット5位、トプリア9位。

エメットはフェザー級で5連勝し、2月に初のタイトル挑戦(暫定王座決定戦出場)のチャンスを掴んだものの、ヤイール・ロドリゲスの三角絞めに捕まって一本負け。チーム・アルファメール所属で、ファイトスタイルはユライア・フェイバーと瓜二つで、常にステップを繰り返して飛び込んで攻撃していく。フェザー級ランカー最年長の38歳で、5Rマッチは3戦連続4度目。

トプリアはジョージア人の両親の元、ドイツで生まれ、その後ジョージア→スペインと移住。7歳の時にジョージアグレコローマンレスリングを始め、15歳の時スペインのクリメント・クラブでMMAを始め、現在もそこでトレーニングしている。柔術黒帯。ここまでキャリア13戦で、判定になったのはUFCデビュー戦のユーサフ・ザラル戦のみで、それ以外は2R以内に決着している。ザラル戦以降は3試合連続KO勝ち、前戦のブライス・ミッチェル戦はパンチでダウンを奪ってからの肩固めで一本勝ち。まだ底が見えない26歳。

飛び込んでワンツーを入れたエメット。トプリアは距離を詰めていく。右オーバーハンド。距離がつまり両者のパンチが交錯。詰めるトプリア。間合いに入り激しい打ち合い。トプリアが出てエメットが下がる展開。ケージに詰まったところだ左ボディを入れたトプリア。エメット飛び込みワンツー。バックステップでかわすトプリア。トプリアがじわじわプレスし、ケージを背負ったエメット。エメットの飛び出しにパンチを合わせるトプリア。カーフ。またカーフ。カットしていないエメット。残り40秒。詰めるトプリア。ジャブで飛び込んだが左を返すエメット。ホーン。

1Rトプリア。

2R。ジャブで出るトプリア。詰めていく。エメットケージ際をサークリング。飛び込んでワンツーを出したがまた下がる。エメットまた飛び込む。右を合わせようとしたトプリアだが空振り。トプリアカーフ。右を入れたトプリア。ワンツー。エメットも飛び込んでの右。エメットの飛び込んでのパンチは腕でブロックしたトプリア。トプリアがパンチを打ち込む。エメットがパンチを返すが、トプリアの右でダウン!すぐ立つ。トプリアパンチで攻めるが、エメットのプッシングでバランスを崩す。すぐ立ってまた府rすするトプリア。出たエメットに右フックを打ち込みバックに回ったトプリア。バックからパウンド連打。離れるエメット。ホーン。

2R完全にトプリア。

3R。ステップしたエメットが飛び込んで左右のフックを打ち込む。しかしカーフを蹴られて膝をつく。トプリア詰める。エメットもカーフ。トプリアがプレスしケージを背負うエメット。ジャブ。飛び込むエメットに打ち下ろしの右。ジャブ。さらにジャブが入りぐらついたエメット。冷静に左で削るトプリア。ボディから右オーバーハンド。エメットも打ち返しているが被弾しているのはエメット。ジャブがヒット。ジャブで左目から出血しているエメット。トプリアワンツー。削れてきたエメット。カーフ。ジャブ。トプリアパンチ4連打。エメットの左右のパンチは下がってかわした。ホーン。

3Rトプリア。

4R。エメット出てきた。飛び込んで3連打。トプリアジャブ。被弾が多いエメット。トプリアカーフ。またカーフ。完全に効いたエメット。飛び込んだエメット。左ボディ。トプリア3連打。カーフ。蹴られてもパンチを打ち返すエメットだが空振り。左が入りエメットダウン。蓄積でのダウンからトプリアパウンド。連打。エメットケージでなんとか立ったがトプリアカーフ。効いてる。アッパー。パンチで突っ込んだエメットだが足がもつれて倒れる。上になったトプリアがパウンド連打。マウント!パウンドラッシュ!なんとか凌いでいるエメット。残りわずかでうつ伏せになり、トプリアチョーク。しかしホーン。

4Rトプリア10-8。ドクターチェックが入るが続行。会場湧くが、勝機はあるのか。

5R。エメット玉砕戦法。パンチで飛び込んでいく。しかしトプリアカーフ。ジャブ。被弾するエメット。またカーフ。エメットカーフを蹴られた足を下げてスイッチ。大振りのパンチをフルエメット。エメット飛び込んで左ボディから右。トプリアここでタックル。テイクダウン。ハーフ。エメット膝を着いて立とうとする。ボディロックしたトプリアがコントロールする。立てないエメット。立った寸感に投げられ得る。エメットスクランブル。ついていくトプリア。ケージ際で立ったがまた倒された。残り30秒でバックマウント。トプリアパウンド。最後までバックキープしタイムアップ。

50-44、50-42、49-45の3-0でトプリア勝利。

50-42をつけたジャッジは4Rに10-7をつけている。