格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

UFC on ESPN48:オッズ/予想と展望

ショーン・ストリックランド 1.67
アブス・マゴメドフ 2.30
ダミル・イスマグロフ 1.91
グラント・ドーソン 1.91
マックス・グリフィン 3.10
マイケル・モラレス 1.40
アリアネ・リプスキ 2.85
メリッサ・ガ1.47
イスマエル・ボンフィム 1.32
ブノワ・サン・デニ 3.60
ブルンノ・フェヘイラ 1.50
ヌルスルトン・ルジボエフ 2.70
ケビン・リー 2.60
リナト・ファクレトディノフ 1.53
ジョアンダーソン・ブリート 1.08
ウェスティン・ウィルソン 9.00
ヤナ・サントス 2.35
カロル・ロサ 1.65
グラム・クタテラーゼ 1.17
エルブス・ブレナー 5.50
イバナ・ペトロビッチ 1.47
ルアナ・カロリーナ 2.85
アレクサンドル・ロマノフ 1.74
ブラゴイ・イワノフ 2.15

名前が~フ(~v)で終わる選手が第1試合からセミ・メインまで6人いる。なお、ロシア国籍は1人のみ。

アブス・マゴメドフは昨年のパリ大会でデビューし、19秒でKO勝ちして、UFC2戦目で早くもメイン、ランキング7位のストリックランドと対戦という飛び級UFCデビュー戦も、相手が相次いで欠場して9ヶ月ほど遅れ、今回も2月・3月に試合が組まれていたが、自身のビザの問題や相手の負傷で流れている。

ロシア・ダゲスタン出身でバックボーンはレスリングだが、MMAを始めたのは一家でドイツに移住してからで、現在はドイツ国籍。レスリングも強いものの、打撃で勝負するタイプ。2018年にはPFLに出場し、決勝まで進んだものの、まさかの33秒でKO負けしてチャンスを逃している。

マゴメドフが対戦相手から避けられる中、一桁ランカーのストリックランドは何のメリットもないランク外の地味強との対戦オファーを受諾。ストリックランドもまた、タイトル戦に向けてトップ10ランカーとの対戦を要望したものの、相手から拒否され、ランク外の相手と戦うか、試合が決まるまで待つかの二択になってしまい、マゴメドフ戦を選んだとのこと。昨年は同じようにランク外のアレックス・ペレイラの挑戦を受け、1RでKO負けして踏み台になってしまった。同じ轍を踏むわけにはいかない。

さすがにUFC1戦のみのマゴメドフがアンダードッグ。打撃のみならストリックランドが優勢だと思うが、一発でKOする打撃を持っているのはマゴメドフではないか。マゴメドフが組みを混ぜて散らしてきたらチャンスあり。

マゴメドフKO勝ち。

プレリムではケビン・リーがUFC復帰戦。UFCでは5連勝で暫定王座決定戦にも出場したが、その後1勝4敗。ドラッグテストでも陽性となり2021年にリリースされた。昨年3月にEagle FCに出場。ライト級では減量が厳しく、ウェルター級では体格的に不利なリーにとってベストのスーパーライト級(165ポンド)で復帰し、同じ元UFCのディエゴ・サンチェスに判定勝ち。が、Eagle FCはオーナーのハビブ・ヌルマゴメドフのMMA業界からの引退に伴い活動を縮小し、リーの試合も組まれなくなり、今年2月になってUFCとの再契約が決まった。UFCではウェルター級で戦う。しかしUFC2勝0敗のファクレトディノフに対しアンダードッグとなっている。

第1試合はいつも通りの朝5時開始。速報します。