格闘技徒然草

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UFC291:第5試合・C.J.ベルガラ vs. ヴィニシウス・サルヴァドール

フライ級だったが、サルヴァドールが2.5ポンドオーバーでキャッチウェイトに。

ベルガラはUFC2勝2敗。平良のUFC2戦目で対戦し、テイクダウンされてからブリッジ返しで立って逃げる展開があり、身体能力の高さは見せたものの、最後はバックからの腕十字で一本負け。前回はUFC0勝3敗のダニエル・ラセルダに1Rダウンを奪われKO寸前まで追い込まれたものの、ガス欠したラセルダから2Rに上を取るとパウンドで逆転KO勝ち。ここまでの2敗はいずれも体重オーバーした試合だが、今回は相手のサルヴァドールがオーバー。ここまで一本勝ちはないストライカー。32歳。

サルヴァドールの前戦はベルガラと同じく3月のテキサス大会で、それがUFCデビュー戦。フライ級では屈指のリーチの長さ(179cm)を武器に、14勝中13のKO勝ちがある。バックボーンは柔道・柔術・ボクシング。UFCデビュー戦は1勝1敗のビクトル・アルタミラノで、大振りの打撃でアグレッシブに攻めたものの、攻めが雑で判定負けした。27歳。

両者見合い。サルヴァドールは牽制のローを入れていく。ベルガラ警戒しているのか手が出ない。時間が過ぎていき残り1分。リーチに勝るサルヴァドールが距離を取りつつジャブ、ローを入れていく。残りわずかでニータップを見せたサルヴァドール。距離が遠いがハイを入れて離れた。ホーン。

1Rサルヴァドール

2Rもサルヴァドールが打撃を入れていく。遠い間合いで挑発しながら蹴り・パンチをヒット。ベルガラ詰めてケージを背負わせる。パンチをヒットさせてアピールするベルガラ。出てきたサルヴァドールにワンツー。手が出るようになったベルガラ。出てきたサルヴァドールに先に打撃を打ち込んでいく。サルヴァドール、また残り20秒でニータップで出たが、ケージに追い込むも、ベルガラ入れ替えて肘を入れ離れる。ホーン。

2Rベルガラ。

3R。ベルガラ出てきた。サルヴァドールがジャブを出すが、ベルガラ詰めていく。またケージ際まで下がったサルヴァドールに左ボディから右。左ボディから左フック。右ハイ。効いてないアピールをスルサルヴァドールだが、ヒット数では完全に負けている。またベルガラの左ボディから右ストレートがヒット。ベルガラペースで残り1分。フットワークを使いだしたベルガラ。サルヴァドールの打撃は空振り。ベルガラの左がヒット。タイムアップ。

三者29-28でベルガラ勝利。

サルヴァドール、判定を効いて頭を抱える。妥当な判定だと思うが、勝っていると認識だったのだろうか。